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鬼塚鉄也編11-5 ※女装、モブ×鉄也、当て馬、乱交

「お……鬼塚お前……お前ってやつはっ……!」  辛抱たまらなくなった高橋の抵抗が弱まっていく。  そうして解放された両腕で鉄也の細い腰をがっしりと掴むと、高橋は男としての本能に身を任せてガツガツと突き込み始めた。 「ぁひぃいいいいッ!? 強、い、激しいっ! ひあ、ぁあ、た、高橋くん、すごいよぉ……!」 「ううっ! ずっとお前のこと可愛いって思ってた……いけないことだってわかっててオカズにもしてた……だ、だからっ、お前の顔見るとむしゃくしゃして……つい文句言いたくなって……くそっ! まさかこんな奴だったなんて……!」 「ふぁ、あんっ、んんっ、ぼ、僕も好き……!」 「お、鬼塚……!?」 「たっ、高橋くんのぉっ、おちんぽすごい……いいのぉっ、すきっ、ちんぽしゅきぃっ!」  高橋の顔が曇るのと同時に、周りの男子達がドッと腹をかかえて笑い出した。 「あひゃひゃひゃ! ちんぽしゅきぃ! だってさ! 残念、失恋しちまったな高橋ぃ!」 「や、やべ……こいつ変態すぎんだろ……なんか……俺もホモじゃねぇのに勃ってきちまったんだけど……」 「相手してもらったらいいじゃん、チンポ好きの変態カマホモ野郎は多けりゃ多いほど嬉しいよな」 「は、はいっ! まだ、お口も手も空いてますぅっ……!」  高橋を押さえ付けていた二人もその痴態の誘惑に逆らえなくなったようだ。  禁忌に胸を高鳴らせながら恐る恐る下半身をくつろげ、若いペニスを取り出した。  鉄也は鼻先に差し出された半勃ちの肉棒を嬉々として握り、咥えていく。  とっくに童貞を捨てている性欲旺盛な彼らも、商売女のように数え切れないほどの男と交ったテクニックは味わったことがないのだろう。  積極的に愛撫されては、興奮を抑えきれず鼻息を荒くし、小さく声を漏らしながら、更なる快楽を知ろうと腰を揺すっている。 「ううっ、なんだこれっ、上手すぎっ……どこで覚えたんだこんなテク……?」 「よく見るとさ、鬼塚ってマジで女っぽい顔してるし……意外といける……いや、むしろ結構好みかも……」 「……お、お前らさぁ、ホモに目覚めんのは高橋だけにしとけっての」 「うるせーなっ、そういうお前だってもうチンコビンビンじゃねーかよっ」  腰砕けになる情けない友人を眺めて高みの見物をしていたリーダー格の男子も、間近で繰り広げられる乱交に声は上擦り、むくむくとテントを張る股間を手で覆い隠している。  鉄也の甘い誘いと、若い獣欲を前に、理性が敗北するのにそう時間はかからない。  やがて、リーダー格もふらふらと吸い込まれるように饗宴に加わっていった。

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