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鬼塚鉄也編11-6 ※女装、モブ×鉄也、当て馬、乱交
鉄也はうっとりと計四本のペニスに奉仕しながら、自身もウィッグを振り乱して全身を駆け巡る悦楽に悶えている。
(ふあぁ……ちんぽがいっぱいぃぃ……で、でも、どうしてだろう……全然満足できない……高橋くんのも大きい方だけど奥までは当たらないしっ、あぁん……やっぱり修介さんが一番いいよぉ……。えへへ、でも修介さんのおちんぽは特別だからそんなに簡単にはくれないんだ……お前みたいなチンポ狂いはクラスメイトのお子様チンポで十分だろうって言われちゃったし……僕は修介さんには絶対抗えない……惨めな奴隷なの……)
狂った日常すら当たり前のものとなってしまった鉄也は、もう神嶽に一切抱かれることもなくなった。
その身はクラブ共有の性処理道具として、そして果てはこうして毎日顔を合わせていたクラスメイトにまで提供され、徹底的に汚され堕とされた。
もう二度と、元の生活には戻れない。
一方の高橋は、しくしくと泣いていた。
密かに想いを寄せていた同級生のあまりにはしたない姿に失望したからか、そんな彼にも欲情が止まらぬ己を呪っているのか。
泣きながら猛然と腰を突き動かす高橋の上で、鉄也はきゃんきゃんと甲高い嬌声を零しながら、好物となった男根への奉仕に歓喜する。
「お、鬼塚……俺……も、もう……くぁっ……!」
「いいのっ、しょにょまま出してっ、お口にまんこに僕の身体にっ、全部ぶっかけへぇっ!」
「出る! マジで出すからな! うおぉっ……」
高橋の腰を打ち付けるペースが速くなっていく。
鉄也もまた搾り取るように内側粘膜を蠕動させ、頬を凹ませてバキュームし、指で輪っかをつくるようにして握った手を激しく上下しながら、怒涛の勢いで四本のペニスを扱きあげる。
(いぐいぐいぐぅっ! ちんぽに囲まれていっひゃうよぉぉぉっ! きゃふぅうううううんっ!!)
欲望のままに吐き出されるザーメンを全身で受けながら、鉄也も身体をぴんと緊張させ、絶頂していた。
「んぶ……もご、もごぉっ……むぐふっ、ごっくん……」
口内で吐き出された若い精を喉を鳴らして飲み込むたびに、鉄也は小刻みに身体を震わせる。
鼻から息を吸って胸いっぱいに広がる生臭い精液の臭いを嗅ぎ、その身を汚される汚辱感を愉しむ。
どうにも興奮し女のような軽い絶頂を味わっているのだ。
「ふぁ……あぁんっ……」
高橋の逸物がくったりと萎えていき、鉄也の中から抜けていった。
腸内で吐精した精液が零れ落ちて糸を引く。激しい行為に一度の射精でも皆、ゼェハァと息を荒くしていた。
「な、なぁ……次……俺も、その……入れていい……?」
「はぁ……はぁあっ……うん、いいよ……僕のお尻はぁ、おまんこなの……いっぱいおちんぽぶち込んでもらってガバガバにしてもらいたいのぉ……」
目元を潤ませ、恍惚とした表情で呟く鉄也。
自身も男に生まれながら、同性が苦手だった。暴力組織に籍を置く父のせいで、がさつで、乱暴な、人の気持ちを汲み取ることのできない者は、特に恐怖の対象であった。
それを上回るほどの暖かさも、男の悦びも、その甘い日々が嘘であったと知らしめられた絶望も──全て、その身に仕込まれた。
嫌で嫌でたまらない忌まわしい行為の数々でさえ、今はもう遠い昔のように感じさせていた。
(みんな……ちゃんと僕でイッてくれたんだぁ……嬉しいな……もっと、もっと、僕がご奉仕してあげなくちゃ……)
キスの一つでも恥ずかしがっていた純真な鉄也はもういない。
しかしまだ、心の奥底に押し込めてしまった彼本来の人格が抵抗を試みているのか。
はたまた、淫売としての愉悦に酔いしれているのか。
鉄也の黒目がちな瞳から涙が一筋伝ったのを期に、ボロボロと溢れ出した。
そんなこととは予想だにしないクラスメイト達は、異様な熱情に浮かされ、時間を忘れてひたすらに快楽を貪っていった。
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