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鬼塚鉄也編11-7 ※女装、モブ×鉄也、当て馬、乱交
「んっへぇ……おちんぽ……ちんぽぉ……もっとぉ……っ」
もう自我さえ壊れてしまったかのように滑稽なアクメ顏を晒しながら、鉄也はペニスを求め続ける。
初めは鉄也を蹂躙してやろうとしていた男子達であったが、妙なスイッチの入った鉄也に散々に搾り取られ、若い彼らも精子のタンクが空になったのではないかというほど疲労困憊になっている。
鉄也は幾度目かの射精を終えて離れそうになるペニスを最後の一滴まで吸い上げるが、もうやめろと頭を押されて渋々行為をやめた。
それでもなお名残惜しく口内に残った精液を彼らに見せ付けてから飲み込み、恥ずかしい音を立てて逆流してくる中出しザーメンすらもったいないと指で栓をする。
放っておけばこのままオナニーショーでも始めてしまいそうだ。
彼は十分すぎるほど成果を上げた。そろそろ潮時だ。
一部始終を監視していた神嶽はようやく動き出す。
「き、君達はっ……何をやっているんだ!?」
女生徒が集団レイプ被害に遭っている光景を目の当たりにした学園長を演じながら、神嶽は教室に駆け込んでいく。
高等科で絶対の権限のある教師の登場に生徒達は一気に現実に引き戻され、血相を変えた。
「うわぁっ、ち、ちち、違いますっ、これは全部鬼塚が!」
「鬼塚くん……だって?」
神嶽は“女生徒”に見える鉄也に何が起こっているのか頭の処理が追い付かないように目を泳がせる。
捲れ上がって皺くちゃになったシャツとスカートを正して鉄也の痴態を隠してやりながら、正義感溢れる教師じみた眼光で睨み付けると、生徒達は慌てて下半身の乱れを直し、蜘蛛の子を散らすように逃げ去っていく。
「が、学園長先生……俺……俺っ…………」
「……明日の朝必ず、全員を連れて学園長室に来なさい。話はそこで聞く。わかったね」
ただ一人、高橋だけは変わってしまった現実を受け止めきれないような、悲しそうな顔でこっくりと頷いた。
二人きりになった教室内は、汗や雄の臭いが充満していた。
神嶽の顔を見るなり鉄也は小さくため息をついて笑った。白濁にまみれた自身の惨状を、どこか他人事のように思うらしい。
「あはっ……僕、もう……ほ、本当にっ……奴隷になっちゃった……」
「ああ」
「あんなこと……すごく嫌だった……嫌だったのに、気持ち良かったんです……」
「それでいい」
無関係の生徒まで巻き込んで一線を越えた以上、鉄也はもう学園にはいられない。表向きには家庭の事情による転校として処理される。
この時期の受験生ならば将来に響くような真似を恐れる。今日のことを持ち出す人間はいないだろう。
「修介さん……僕……頑張りましたよね……? みんな気持ち良くしてあげたんです……た、高橋くんなんてねっ、童貞だったんですよっ。僕が筆下ろししてあげましたぁ……」
「悦んでくれたなら良かったじゃないか」
「はい……ご奉仕するとこんなに射精してくれるくらいに感じてくれて……嬉しいです修介さんっ……僕……奴隷、向いてるのかもっ……」
「そうだ。偉いぞ鉄也」
「…………ふへぇっ」
理不尽な恥辱の中に悦びを見出した鉄也は、長らく忘れていた幸せそうな笑みを浮かべた。
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