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鬼塚鉄也編12-5 ※女装、乱交、ぶっかけ

 無論、会員達には鉄也を人間として見た恋愛感情はなく、お気に入りのコレクションを愛でるような気持ちである。  それなのに鉄也は嬉しくなって、自ずと熱を上げてしまった。 「……本当に可愛いねえ、鉄也くん」 「ほうれ、今から君の大好物のオチンポでたっぷり愛してあげるからねぇ」  会員達は息を荒げて言いながら、無防備な鉄也に覆い被さっていった。 「ふあぁぁぁ……! あっ……ひふんっ……! 生ちんぽ様……きちゃったぁ……っ。熱くておっきいのっ、しゅごいのぉっ……キュンキュンしちゃうっ……!」  欲しかったもので肉体を満たされた鉄也は、嬉々として男達の獣欲を一心に受け止める。  熱く猛った肉棒を両手で、口で、肛門で扱き、全身のあらゆる部分に擦り付けられても、くすぐったそうに子猫のような鳴き声を漏らす。 「フフ、すごい乱れようだな。好きな男の前で別の男のチンポを貪って、恥ずかしくないのかい?」 「や、やだっ、言わないでください……。それはっ、は、恥ずかしいのぉぉ……。やらしい子でごめんなさいっ……あぁんっ、お願いですから、嫌いにならないでください……」  そんな風にからかわれれば、鉄也は恥ずかしさに身を竦ませるようにして、結合部をキュウッと切なく締め付ける。 (今でもずっと、修介さんが一番好きだけど……でも……もう僕……何も考えたくない……。だって素直になればみんな気持ちのいいことしてくれる……優しく、してくれるの……)  徹底的に犯し汚し、感情のない奴隷を作ることは簡単だ。  だが、鉄也は嬉しい時は笑い、悲しい時は泣き、従順に性奉仕をしながらも肉欲に逆らえないこともあるといった、実に人間らしい意志を持った愛玩人形と化している。  それこそ鉄也がこのクラブで物珍しい商品に昇華した所以だった。これほど都合の良い性欲処理道具があるだろうか。  鉄也の口で怒張を扱かせていた男がその小さな頭を押さえ付け、顔を寄せていく。  そのままキスでもされるのかと僅かに目を伏せた鉄也であったが、男は舌を出しただけで寸止めしている。 「こんなに頑張ってくれている君を嫌いにだなんてなるものかい。僕も好きだよ鉄也くん。さあ、チュウしようね」 「ん……んっ、ふぁい……」  鉄也は自ら舌を突き出し、かさついた中年男の唇にぽってりと色づいた唇を重ねていった。  知らない者が見れば恋人そのもののような情熱的な口付けだった。  口内を執拗に舐り回され、口元から溢れるほどに唾液を飲まされて、鉄也は半ば意識が朦朧としている。 (しょっぱくて苦くて……これ、僕のおしっこも混ざってるんだよね……なんだか、いやらしい味がする……) 「はへ……はひぃ……んぐっ……き、キスぅ……だいすきぃ……おいひぃ、のぉ……もっとくだしゃい……」 「ハハハ、鉄也くんは甘えん坊さんだなぁ。まったく、本当に癖になってしまいそうだよ」  現在の鉄也にとって、主人から与えられるものは、どんなものであろうが全て褒美に他ならない。  自らも積極的に求めていく様子に、会員達は感極まった。鉄也の全身目掛け、一足早く我慢のできなくなった男達のザーメンシャワーが降り注ぐ。 (すごい臭い……頭がおかしくなっちゃいそう……あぁ……もうおかしいのに、変なの……) 「んはぁんっ……ふあぁ……おちんぽぉ……いっぱぁい……気持ちいいちんぽ……ちんぽちんぽちんぽちんぽちんぽおぉぉぉぉ……」  たち込める雄の臭いに完全に心酔し、うわ言のように繰り返す鉄也。  不特定多数のペニスを欲して身をよじる姿は、もう正気の沙汰ではなかった。 「ふうむ……あんなに大声で悦びおって、極めて健康体じゃな。決めた、合格じゃよ」  その傍ら、口元を怪しく歪ませて笑うオーナーが、鷲尾に耳打ちして命令を下した。

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