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如月司編3-2 ※浣腸、大スカ

 神嶽は司に昼食を控えさせる以外は普段通りの学園生活を過ごさせ、放課後になると再び学園長室へ呼び出した。 「まずは、浣腸だ。今回は俺がしてやるが、これからは自分で綺麗にしてくるんだ。いつでもここで男に奉仕できるよう準備しておけ」 「それは……こ、こういうことでは、必ずしなくてはならないのか」 「別に。嫌なら何もしてこなくていい。ただし糞まみれで肛門をほじくり回されても文句は言うなよ」 「…………っ」 (なんて汚らわしい男……)  直接的な物言いに、司は眉をひそめた。下品な言葉を聞く機会もそうない環境で育った彼は、神嶽の言動の一つ一つが不快で仕方がない。  司は神嶽に命令され四つん這いになると、ズボンとパンツをずり下げ、キュッと引き締まった色白の尻を差し出した。  司が神嶽の持ってきたイチジク型の浣腸薬を恨めしそうに睨む。便秘を解消する本来の使い方とは違うのだから無理もない。  神嶽は司のアナルにノズルが隠れるくらいまで入れると、容器を潰した。全て注がれると、すぐにもう二つ追加する。 「ぅっ……く、ふぅっ……」  クラブで浣腸したばかりであるし、昼も神嶽に言われて飲み物しか摂っていないので、まだそれほど出るものもない。  入れた瞬間は強烈な便意が襲うが、司がぐっと我慢していると、だんだんその波は引いていった。  それでも、司は漏れてしまわぬよう細心の注意を払っている。だんだんと冷や汗も滲み始め、鼻息も荒くなってくる。  そんな司とは正反対に、仁王立ちで司を見下ろす神嶽は涼しい顔で言う。 「司。少し話をしようか」 「人をこんな状態にしておいてっ……何をぬけぬけと……」 「昨夜のお前の痴態には、別の場所で見ていた者達もずいぶん盛り上がっていたぞ」 「なっ……お、お前達の他にも見られていたのかっ!?」 「まあそう心配するな。お前が大人しく従う限りは口外の危険はない。あそこはそういう施設だ」 (あんな訳のわからない……犯罪行為がまかり通るような場所っ……。こいつはいったい何者なんだ……? この学園で、何をしようと……)  クラブという犯罪者の巣窟に君臨する神嶽を、司は何より気味悪く思っていた。  神嶽がもうただの学園長ではないことは明白である。仲が良いのは親同士だけとはいえ西條家と親交があり、生徒代表という立場でもある司が、学園に潜む危険人物を気に病まないはずもなかった。 「お前はとても我慢強い。だが身体の反応は正直だ。そういう人間は、心身共に良い性奴隷になる。あそこにいるのは皆、お前がそんな風に変わってくれることをお望みの輩だ」 「性奴隷……だって……!? なにを言っているんだ!? 冗談じゃないっ! 誰がそんなものに……ぁ……うぐ、うぅ……」  声を張ったせいで、治まってきたと思った下腹部の痛みがまた司を苦しめ始めた。 「俺が必ずそうさせる。気をしっかりと持っていろ、司。お前にはそれがお似合いだ」 「まさかっ……本気で、そんなことを……っ」 (この男……よりにもよってこの私を不特定多数への慰み者にしようと……? ああ、なんて最低の男なんだ……頭がどうかしているとしか思えない……)  神嶽の行動は司の想像の範疇を超えていることばかりだ。  司は理解不能の男を目の前にして、ギリリと歯を食いしばる。たっぷりと憎悪の乗った目で神嶽を見たが、やがてその視線は弱々しく絨毯に落とされた。  浣腸をされてから、5分は経っている。生まれたての子鹿のように四つ這いの身体を震わせ、冷や汗は脂汗となってYシャツに染みをつくった。  前回は10分も耐えたとはいえ、あれはその場の異常な環境のせいもある。  慣れ親しんだ学園内で、それも司がこうなった全ての元凶である神嶽と二人きりでは余計に排泄への欲求に意識が向いてしまう。もうこれが限界であった。  神嶽はギリギリの状態である司をなんとか立たせると、学園長室のすぐ傍にある教職員用のトイレに連れて行く。  奥の個室に入って下着ごとズボンを下ろし、便座に座らせた。 「どうした。もう出して良いんだぞ」 「はっ……はぁ、ぅうう……す、するから……出て行けっ……」  便を漏らす瞬間も、出した物も既に見られてしまっているが、人前で排泄行為を行う抵抗が消える訳ではない。  司は壁に手をつき、下半身にも必死に力を入れて耐える。  だが、司の括約筋は一向に個室を出て行こうとしない神嶽に痺れを切らしてしまっていた。そこに神嶽が腹を押す力も加わって、決壊はすぐにやって来た。 「や、めっ……! あぁっ……う、うぅんッ……」  司が苦しそうに呻いて、盛り上がった皺の間からシャーッとほとんど水のような黄味がかった下痢便を噴き出し、全て便器の水溜りに叩きつけた。勢い余ってガスまで漏らしてしまう。 「ひっ!?」  神嶽がウォシュレットのボタンを押すと、温かい水流が肛門に直撃して、司は小さく喉を鳴らして仰け反った。 「いきんで肛門を開き、中に温水を溜めてみろ。そうしたらまた思い切りひり出す。これを繰り返しながら直腸を洗浄するんだ。これからは自分でやることだ、きちんと覚えておけ」  神嶽の言うことを素直に聞かなければ、周りの誰かが犠牲になる。  それは司も痛感したばかりであるから、悔しそうに神嶽を一睨みして、また尻穴に神経を集中させた。排便する時と同じようにぐっといきんで、容赦なく当たる温水を受け入れる。 「うぅっ、うぐううう……っ」 (な、中に入ってきた……あぁっ……どうして私がこんなことを自分でやらなくてはいけないんだっ……)  司が恥辱に唇を噛み締めながらも、浣腸だけでは出切らなかった汚れが、少しずつ洗い流されていく。何度か繰り返し透明になってきたところで、浣腸の責め苦はひとまず終わった。  濡れた尻をトイレットペーパーで綺麗に拭くと、司は再度学園長室に戻された。

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