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如月司編7-5 ※羞恥、女子当て馬

(あぁぁ……こんなこと耐えられない……恥ずかしくて死にそうだ……なのに私は、もう射精したくてたまらない……考えるだけ余計にチンポが疼くのに……どうして……どうし、よう……) 「ずっと恋焦がれてきた相手が、寝ている自分の前で男を受け入れ、萎えるどころかどうしようもなくチンポを疼かせている変態だと知ったら、果たしてこの女はどう思うのだろうな」 「っ…………!!」 (あぁ……違う……認めたくはないっ……! でも……こんな目に遭っているのに感じてしまう浅ましい身体にされてしまったことは……もう……事実……)  神嶽が掻き回すたびに、司のペニスが今にも噴き上がる欲望を撒き散らしたそうにビクビクと脈打ってきた。もう自制はできない。  司は意思とは別に凄まじい勢いで駆け上がっていく官能に焦り、不安そうに神嶽と優子、そして自身の勃起に目を散らしていることしかできなかった。 「そんなに出したいのなら気にせずこの女にぶっかけてやればいいじゃないか。好きでも何でもないどころか隼人と同じく迷惑していた女だろう、そうした方がお前もむしろすっきりするのではないか」 「そ、そんなこと、できるわけがないっ……! や、やめてく……あぁぁっ……」  神嶽は語気が弱まる司を無視してぐいぐいと腰を打ち込み、確実に絶頂させにかかる。 「く、ひぃっ……が、が、学園、長っ……!」 (そんなことをしたら絶対にばれるっ! 彼女まで同じ目に遭ってしまうっ! そうしてまた全てを私のせいにするつもりなんだろうっ……!? それだけは避けなくては……!)  司が助けを乞うように神嶽の顔を見た。 「た、頼むっ……彼女の前では、もう、やめて、くれっ……!」  この期に及んでは司ももう自身のプライドなど二の次であった。  ひとまず正しい選択をした司へ褒美とばかりに、神嶽は今にもはち切れそうな彼のペニスを手のひら全体で包み込んだ。 「だが、もう我慢できないんだろう。仕方のない奴だ。こうして俺が受け止めてやれば射精してもばれない」 「あ…………ッ」  ばれないと言われて安堵してしまったせいもあるだろう。  直に脈打つペニスに触れられて、司はいよいよ限界を悟り、咄嗟に手で口元を覆った。 「ふぅっ、ふッ──うぅぅっ……!」  そのまま短く息を詰まらせると、神嶽の手の中で吐精していた。  司の背筋がぞくぞくと震え、本気絶頂している括約筋が神嶽のペニスを強く締め上げる。司の中でその肉塊がひときわ膨張したかと思うと、体内に熱い濁流がどっとなだれ込む。  連続でイッてしまいそうな衝撃に悲鳴を上げそうになりながら、司はどうにか最後の理性を振り絞って耐え忍んだ。 「司、これがお前の出したものだ。責任持って綺麗にしろ」 「ん、んんぅっ……れろぉ……じゅぷっ……うぅ、ふうぅぅ……っ」  司は自ら口を開けて、自分の精液で汚れた神嶽の指を受け入れた。  舌の上や、歯列や、口蓋や、口中に塗り込まれ、好き勝手に嬲られても、上手く動かない舌を絡ませて舐め取ろうと努力する。  相変わらず学習能力が高いというか、単に淫乱というか、真っ赤な顔をして後始末をする司の姿は独特の妖しさを放ってさえいた。 (私……何をしているんだろう……こいつのだけじゃなく……自分のものまで舐めて……本当に……馬鹿、みたいだ……)  今までとは異なってきている司。身体は着実に快楽に溺れ、そして精神もまた連動するように傾いていた。  彼の精神力は理性をどこまで繋ぎ止められるのか否か、改めて試していく必要がある。  司は泣きそうに、しかしどことなく恍惚とした表情で憎い男の指を舐めしゃぶり続けた。

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