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如月司編9-4 ※精液浣腸

「んんんぅ……ふ、ふぅ……はぁ……ッ」  飽きるほど性飲した直後の精液浣腸に、中途半端に吊られた肢体を小刻みに震わせる司。  苦しげに顔を歪め、浅い呼吸を繰り返すが、生理現象はどうしようもないもので、司はすぐに猛烈な便意を催した。  ググッと下腹部が低く鳴り、異物を排泄しようと腸が働き始める。 (こ、こんな……あぁ……も、もう、いつまでも持たないっ……でもここでは駄目だっ!) 「強がるのは勝手だが、長くは持たないと自分でもわかっているだろう。俺達はお前を便所に行かせる気はない。お前はここで腹の中身を派手にぶち撒けるしかない」  淡々と言う神嶽に続き、「いつでも漏らして頂いて結構ですよ」と鷲尾も尻の真下にステンレスの容器を添えて待機する。 (外道がっ……! ほ、本当に……辛いのにっ……せ、せめて、なにか……栓を……あぁ……そ、そうだ……)  重くのしかかる腹痛の中で、司は一つの光明を得た。 「はぁっ……はぁ……お、お前達は……ぁ……わ、私が、惨めに犯されているところが見られれば、それでいいんだろうっ……?」 「何が言いたい」 「も、もう……ここまできたらっ、好きにしろ、と……言っている……。その醜いチンポを突っ込んでっ……、見世物が増えた方が、お前もっ……ふは……都合が、良いのでは、んっ……ないか……?」 「なるほど。そうすればお前も栓をしてもらえて、よりザーメンを味わうことができるというわけか」  突然の司からの提案に、鷲尾は「どう致しますか?」と目で問う。神嶽は動じずに客席の反応を伺っていた。  腕組みをして静かに頷く者や、もっと苦しめてやれ、と騒ぎ立てる者。司の言う通り、GOサインは出ていた。  何もかも諦める方が格段に楽だというのに、司自らわざわざ持ち出したことだ、乗ってやって損はない。 「ふむ、いいだろう。お客様に聞こえるよう、はっきりと、大きな声でおねだりができたらな。司、どこに、なにで、栓をして欲しいんだ」 「そ、それは……っ」 「言いたくないのなら、別にいい。こちらはお前のわがままに付き合ってやる義理はない」 「わ、わかった! 言うっ、言えば……あぁ……わ、私のっ゛、大量ザーメン浣腸されたケツマンゴにいぃぃ……学園長の極太チンポぶち込んで栓をして……犯してくれぇっ……! はひぃっ、もう、は、早く……!」  切羽詰まった司はその先に何が待つか考える暇もないまま求めてしまった。  神嶽は司の背後から子供におしっこをさせるように両脚を抱えた。  震えるアナルに亀頭を擦り付け、そのままズブズブと割り裂き潜り込んでいき、神嶽の怒張は根元近くまでぴっちりと埋められた。  しかし男たるもの挿入してそのままというわけにはない。 「あがっ、あぁ゛ッ……な、なぜ、動かすんだっ、止ま、れ……」 (う、動くなっ……動いたら、あぁぁ……腹が、痛いっ……!) 「動かねばセックスにならんだろう」  神嶽は淡々と言いながら、精液まみれの直腸を穿ち抜いていく。  深く突き上げたかと思えばそのまま円を描くようにゆったりと腰を回してみたり、小刻みに抽送してみせたりもする。 「うう、くっふぅ、ぁぐっ……! や……め……ろ、ぉッ……! そ、そんな風に、か、掻き回すなっ……!」 「んふふ、良いじゃないですか、そうやって神嶽様のチンポで思う存分シェイクしてもらいなさい。漏らしたところでご自身で飲み干すことになるだけですから」  司は一瞬、鷲尾に何を言われたのか理解が追い付かなかった。 (の……飲み干す……だって……わ、私が……自分の、は、排泄、物を……?) 「当たり前だ。せっかく皆様が恵んでくださったザーメンを粗末にするんじゃない。……司、よく見てみろ。こいつらは皆、お前が自分の腸内で温めたきつい臭いのザーメンミルクをこの場でぶち撒け、家畜のように舐め取ることすら楽しみにしている」  神嶽に耳元で囁かれ、司はもう一度目の前の広間を見渡す。  仮面をしているせいで余計に目立つギラギラと血走った目が、好き勝手に犯される司を見つめている。  そのような性癖の人間が存在し、今まさに自らをその欲求の対象にされていると知って、司は意識が遠のきそうだった。 「お……お前、たちは……異常だ……」  とっくにわかりきっていたはずでも、震える唇でそう呟くだけで精一杯であった。 「んっぐぅうううっ!?」  神嶽の突き上げが強くなり、司の中を肉の凶器が縦横無尽に暴れ回る。 「あ、あぁ、そんな、やめろ、嘘だっ……」 (こっ、こいつっ、やはりどうやっても……私にここで、排泄させる気なんだ……!)  力強く、確固たる意志を持った律動に気付いてももう遅い。  注入されただけならばしばらく我慢できても、こう腹の中を直接乱されては司の便意は高まる一方だ。  それに、司は気にする余裕などないが、感じるのは便意だけではなかった。 「ンッ、んうぅぅ……ふぎぎっ……ほひぃっ……」  名前も知らぬ男達のザーメンで満たされた直腸を張り出したエラで抉られ、奥を小突かれ、的確な動きが性感を呼び起こす。

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