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如月司編10-4 ※輪姦、玩具責め、潮吹き
「や、やめ──ッ、う、うぅぅうう~~っ!」
司は湧き上がりかけた懇願を間一髪呑み込んだ。
「おやぁ? 何か言いかけたねぇ? もしかしてやめろとか?」
「ははは、もう終わりですかな。司お坊ちゃんはもう少し我慢強い子だと思っていたんだがなぁ」
「言ってなんかないっ!! ぅ、くうっ……お前たち……こんなっ、ことをして……絶対に、ゆ、ゆるさな、いっ……良い死に方ができると、思う、なぁっ……!」
「おお怖い怖い。こんなに恥ずかしい目に遭っているにも関わらずずいぶん高圧的だねぇ?」
「そうだねぇ。司くんは見た目は良いけどちょっと愛想がないかな」
「なぁに、所詮は負け犬の遠吠えというものですよ」
顔を真っ赤にし、青筋を立てながら必死に耐え忍ぶ司を、会員達は好き勝手に言い合って笑う。
ローターは勃起の収まらぬペニスにも及んだ。
余った皮から顔を出している亀頭の先からドッと我慢汁が溢れ出るのを見ていた会員の一人が意地悪く口角をつり上げたかと思うと、司の脱がした服から学園指定のネクタイを奪い取り、根元を縛り付けた。
「う、うぐぐぐぅ……ッ!?」
(なっ……ど、どうしてそんな風にチンポを根元からきつく縛って……っ! ああっ!? これでは、辛すぎるっ……!?)
突如として圧迫され、司が目を剥いた次の瞬間、ローターとバイブの振動レベルが最強に切り替えられた。
「はぎっ!? ぎぎぃいいぃぃいいいいい!? おっ、ぐ、ぐげぇっ……!」
司の官能は駆け上がっていくばかりなのに、阻まれているせいで放出することができない。
それどころか絶頂したばかりの身体を休ませる暇もなく弱点を弄り倒される苦しみに、頭を振って身悶える。
「ふぅ、ふうう゛ッ! 何を、して、外、せぇっ! んんっぐおぉぉ……イッ……、もういぐっ……くぅううううっ!?」
(いっ、イケないっ!? で、でもイッてる!? 射精できないのにイッてぇ……!)
強靭な理性で抑えているのとはまるで違う、強引にやり場のない快感を送られ続ける事態。絶え間ない集中砲火は司に連続ドライを誘発する。
「ほーれほれ、これでも音を上げんか? わははは」
(こんなのっ、こんなの……ぉ、おおっ……続けられたらっ! 気がおかしくなるっ……! でも言わないっイッてるけどやめてほしいけど絶対に言わない負けたくないいいいい!!)
ギリィッと奥歯を噛み、この期に及んでもまだまだ強情を張り続ける司。
呆れるほどのしぶとさもここまでくると可愛らしいものだ。彼の身体は、彼が思っている以上に、脆くなってしまっているのだから。
「くひぃいいいいっ! いぐっまたイクゥ!? ォッ! んおおおおおおおおおおッ!?」
大声を上げ、ガクガクと全身を震わせながら、司は遂にそのまま失神してしまった。
いったん、玩具のスイッチは切られるが、なおも陸に上がった魚のように身体を跳ねさせている。
ギュウッと強く食い締めていたバイブをひり出し、ガチガチに勃起したペニスの先っぽからは潮が噴水のように噴き出して止まらず、全て自身の身体を汚していった。
「ほおぉ、すごい勢いで潮吹きアクメしているよ」
「芸達者なことだなぁ」
その壮絶なアクメに館内は会員達の嘲笑で大いに沸いた。
「────はひぃッ!?」
疲労した身体にバケツ一杯の冷水をビシャリと浴びせかけられ、司は意識を取り戻す。
しかしながら、休息を許されたのはほんの一瞬だった。
神嶽は司のびしょ濡れになった髪の毛を掴み、無理やり顔を上げさせる。肩で息をしながら、司はぼんやりとした頭で周囲を見渡した。
今度は腕ほどはあろう大げさな機械を持った男達が取り囲んでいる。
「はっ……はぁ……はふんっ……な、なんら、それは……」
(あぁ、何を……ま、まだ、終わらないのか……?)
もう指先を動かすのだって重いほどの疲労にも関わらず、一向に終わりそうにない行為に、司の声の震えは止まらない。
「電動マッサージ機だよ。これはさすがに見たことがあるんじゃないのかい? 本当は身体の凝りをほぐすものだけど、まあ、この状況でどう使われるかは賢い君にはもうわかるよねぇ」
(マッサージ機を……そんなにたくさん……ま、まさかぁっ……)
両乳首、ペニス、会陰に押し当てられ、司の最も弱いアナルには、張り型のアタッチメントがついた電マがブスリと突き刺さった。
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