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如月司編12-3 ※神嶽×隼人、無理やり、失禁
「そ、そんな馬鹿な話がっ……本当に許されると思ってるんですか……!? お、親父はこのこと、知ってるんですか!?」
その質問に神嶽は答えることなく、隼人が逃げ出そうとするよりも早くソファーの上に押し倒した。
もがく隼人の両腕を掴んでガッチリと組み伏せる。
「ひぃっ……! や、やめっ……! お、大声、出しますよっ!?」
「やってみろ。俺とお前はもはや一蓮托生だ。それに、男に犯されたとなればお前は西條家全体を辱めることにもなる」
家族を盾にされ、隼人はハッと動揺を見せた。
今から犯罪を犯そうというのに物怖じしない堂々たる神嶽の態度もあいまって、一瞬だが抵抗が弱まってしまう。
その隙を逃さず、神嶽は自身のネクタイを抜き取ると、隼人の両腕をきつく縛り上げた。
(う、嘘だろっ……!? そ、そんな、なんでオレまでこんな……!)
抵抗する術を奪われてから、隼人はいよいよ己の身に待ち受ける不運を悟った。
「ひ……!」
手早くズボンを下着ごとずり下げた神嶽にペニスを握られると、隼人はたまらず声を上げた。
神嶽の前に晒された隼人の皮被りペニスはくったり萎えている。何の興奮もあるはずがないので無理もない。
そのまま形を確かめるように指で撫でられると、あろうことか同性に性器を触れられる嫌悪感と空恐ろしさで、ぞくぞくと下半身が震えた。
「な、なんでそんなとこ触るんですかぁっ……! こんなの異常ですよっ!? いっ、今すぐやめてくれたらオレが見聞きしたことは忘れますから、ねっ、学園長先生っ……!?」
茶目っ気のある学園長のことだから、これはきっと悪い冗談である。
隼人は無理やりにでもそう思わなければ錯乱してしまいそうだった。
(い、いくらなんでも男に犯されるなんてそんなことっ、あ、ありえないっ、何かの間違いだ……! こ、ここ、こういうことはっ、オレもいつかは好きな女の子とするんだって思ってたのに……! まだチューだって経験してないのにぃっ……!)
「ほう。お前は遊んでいるような外見をしているくせに女とキスもしたことのない童貞なのか」
(が、学園長にオレが童貞なのばれてるしぃっ……!?)
「ううっ……そっ……そうですよっ! 今時固すぎるって言われますけどねぇっ、オレだってそういうとこはちゃんとして……ああっ!? わかってるならやめてくださいってばぁっ!」
自由な脚をばたつかせて抵抗の意思表示をしたつもりが、逆にかろうじて足首に引っかかっていたズボンと下着を全て脱がされてしまった。
童貞と言い当てられ、さらに下を丸裸にされてしまった羞恥で隼人は顔をかあっと紅潮させる。
しかし、まだ隼人が余裕でいられるのも、そこまでだった。
神嶽は自身もスラックスの前をくつろげ、隆々と勃ち上がった逸物を取り出してみせた。
「っ……! あ、あがっ、あぁぁ……」
神嶽のものを目にした隼人が戦慄する。
屹立するそれは隼人のペニスより一回りも二回りも太く長く、使い込みの激しそうな赤黒い色をしている。
傘の部分は大きく張り出し、反り返った幹に太い血管が浮き出てドクドクと脈打っている。
そのおぞましさに比べれば、隼人の萎んだペニスなどまだまだ発達途上の子供のものであることが伺えた。
「ひぃいいいっ!」
両手でぐいっと隼人の股を開き、性器周辺に肉幹を擦りつけ始める。
神嶽のペニスは既に先走りにまみれ、ヌラヌラと糸を引いて隼人の下半身を汚していく。
無論、辱めは窄まったアナルにも及んだ。乾いた排泄器官に弱く、時に強く押し付け、ネチャッ、と粘着質な水音を立てながら、今にも力任せに入れてしまいそうな動きさえ見せる。
「あぁぁぁぁっ……いやだ……うひいぃぃ……っ」
情けない声を上げる隼人の身体から力が抜けたかと思うと、萎えたペニスからチョロチョロと尿が漏れ始めた。
これから男にレイプされるという恐怖から膀胱が緩み、失禁してしまったのだ。
漏らし続ける小便は彼のシャツやソファー、カーペットまでを汚していった。
「も、もう……もおぉっ……ほんとに、許してください……お願いじまずうぅぅ……学園長先生にされたこと……ぜったいぃ、誰にも言いませんからぁっ……」
隼人はたまらず幼子のようにみっともなく涙を流し始めた。彼はここまで気弱な人間だったのだろうか思うほどに、ひどい変わりようだ。
今までが虚勢を張っていただけなのだ。
髪を染めているのも、司に嫌味な口を利いていたのも、ただ単にこの歳の少年にありがちな背伸びということもあるが、それ以上に自身をより強く見せるために他ならなかった。
群れを成し、一人では何もできない。隼人は弱い人間だ。
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