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後書き 作者的解説/考察◆鉄也編

※ネタバレ全開につき、できれば全ルート完走後を推奨します。 鉄也ルート: 全体的につらすぎました。 どうにかLOVEがあるのは最初のうち。公式による盛大な釣りです。 身体は確実に調教しておいて、だんだんモブレしかなくなってくる辺りも、まるで神嶽が遠くに行ってしまっているようで……。 鉄也の恋心を完全否定するなんてどうしてわからないんだこいつらは、お前らは人の子か!なんて怒りと悲しみしかなかったです。 最後のアレとソレはやっぱり非難もありましたが、書いてる私が!!一番!!つらかったわ!!!!と落ち込みましたよそりゃ……。 あの時蓮見にソレされた子も、たぶんその辺の会員の子だったのでしょう。 神嶽ならむしろ神格化されるでしょうし、蓮見でも殺されるまではいかなかったでしょうから……ほんとにそこはキツかった。 でもオーナーやクラブの狂気を描くにはあれしかなかったと思っているので、鉄也には悪いことをしましたが書き終えられた時はホッとしたのが本音でした。 もし母になる機会があれば、あまりに可哀想すぎて書けなかったかもしれないとすら未だ思っているので。 ただまあ、鉄也本人は死んではいないので、またどこかで仕事をさせられているかもしれませんね。……それが一番怖いです。 鉄也バッドエンド: これもつらかったエピソードの一つです。 初めこそ空元気に振舞っていたけど、やはり鉄也は癒えぬことのない傷を抱えていました。 それでも、神嶽を殺そうとしたのは、「どんなに内面が乙女チックでも鉄也は女より力のある男である」ことを意識したかったのです。 奇しくも、大嫌いで恐怖していたヤクザの父親と同じ……というか、それよりおぞましい凶行に至ってしまいました。 それも、全ては神嶽を愛していたからです。 神嶽が憎いというよりは、神嶽に裏切られ、抱かれなくもなってしまった現状に耐えられなかったのです。 実際に、自身の凶行を何度も謝罪していたし、神嶽亡き後は後追いを考えていました。鉄也の日常にはもう神嶽しかいなかったのです。 神嶽が鉄也の愛情深さを最後に認めてやるのかと思いきや、別にそんなこともなかったのも個人的には好きです。 さすが神嶽ブレない。 とはいえ、鉄也の拘束後に、鷲尾が神嶽の凶器になるはずだったものに触れ、普通に怪我したのはさすがの鷲尾も驚きを隠せませんでした。 神嶽が並みの人間より強い生命力だったとしても、どう考えても死ぬはずだったからです。 凶器がフェイクでなかったことも、出血量からしても、神嶽が何の問題もなく生きているのはいくらなんでもありえません。 その辺りは、鷲尾すらもオーナーと同じく神嶽への執着が芽生え、2の想悟の扱いに影響してきます。

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