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8-2
次の日、バレるのが怖くて何も連絡しないでいたら、「今日は来ないの?」とメールが来て、慌てて託の家に駆けつけた。
「体調とか悪いなら無理しなくても」
「悪くない。ちょっと仕事で遅くなっただけ」
とっさに嘘をついてしまった。もちろん体調は悪くない。
「そう」
託はそれ以上何も言わなかった。
すぐにプレイが始まった。
託は久しぶりに鞭を出してきた。痛いのも嫌じゃない。むしろ今はそっちの方がましかもしれないと思った。でも、やはり痛いだけでは終わらなかった。
上のシャツを脱ぐように言われて脱ぐと、胸の突起を優しく鞭で触られた。
敏感になった乳首をいじられると、変な声が出た。それにのけぞってしまいそうになる。
しかし、託から言われたステイ のコマンドで動くことができない。
少しずつ鞭の動きが激しくなってきた。ついに、鞭で突起をはたかれた。
痛いのに気持ちいい。
やばいくらいに声が出て、その場に立っていられなかった。
しゃがんでしまったら、
「すぐに戻って」
と言われたが、なかなか腰があげられなかった。
「悪い子だね」
託からそう言われるとお仕置きが始まるのもいつもの通りだった。
ズボンを脱ぐように言われてすぐに脱いだ。下着だけになり、異様に恥ずかしい。
「下着も脱いで」
「うっ」
「できないの?」
昨日に続けて今日も従わないのはやばいと思った。僕は仕方なく下着を脱ぐ。自分の兆してきているモノに気付いた。
恥ずかしくて託の顔が見られない。
「よい子」
と言われたけど、それで終わるはずはなかった。
「しごいて」
「え?」
言われた言葉が理解できなかった。いや、意味はわかる。
「自分で。早く」
そんなことできない。
託に見られている前で自慰をするなんて絶対無理だ。
託から一方的なプレイをされていた間は気にせずやっていたのに、ここに来て何故かできなくなっていた。以前と比べて羞恥心が半端なかった。
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