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一之瀬守編5-3 ※輪姦
辛抱堪らなくなった男達は、守の身体に舌を這わせ始める。
「ひいいいいいっ!」
息を荒げる中年男に身体中を舐め回されるおぞましい感触に、守の肌が一瞬にして総毛立った。
男達の舌技は容赦なく、顔面、首筋、胸や腹、そして太ももから尻にまで及ぶ。
特に尻の穴にまで及んだ時には、守は断末魔のごとき悲鳴を迸らせた。もう守は彼らの臭い唾液まみれだ。
「やだっ! こんなの嫌だっ! 霧島先生っ、助けてくださいいいっ! ひっ、ひぐっ、あなたにならいくらでも抱かれますから、お願いです、こんなことやめさせてぇっ……!」
輪姦を恐れるあまり、既に肉体関係を結んだ想悟に縋ってくる守。
そんな守を見下ろしていると、想悟はドクンと胸が高鳴るのを感じた。
哀れな守がこんなにも必死になって助けを求めている──なのに俺は助けない。徹底して冷徹な男を演じるのだ。
演じる? いや、ただこうしたいからしているんだ。
「ふっ……はは」
己の中に潜んでいた悪魔が顔を出した気がした。
「き、霧島……先生……っ?」
突然笑い出した想悟に、守が何事かと見上げてくる。
「言っただろ、あんたは性奴隷になるんだ。これくらいできなくてどうする。その軟弱な身体の全てを使って、ここにいる全員を満足させてやれ。いいな、それが終わるまで今日は帰さない」
(どういうこと……オレっ……ここにいる人全員に抱かれるってこと……? 助けて……もらえない……?)
残酷な命令を信じられないというように守の目が見開かれた。
「ひあぁっ……!?」
男達は臨戦態勢のペニスをも守の日焼けしていない肌に擦り付け始める。
既に先走りが漏れていて、唾液と混ざって守の身をグチャグチャに汚していく。
「フフフ、そういうことでね、家に帰りたかったら、大人しくこの想悟くんの言うことを聞いて、儂らに犯されるんだね」
「ほらほら、諦めてチンポを扱いておくれ。もう我慢できなくてこんなにパンパンに膨れ上がってしまったよ。なぁに心配はいらないよ、そのうち輪姦されるのも癖になってくるからねぇ」
嫌がる守の顔の前に二本のそそり立つペニスが差し出される。
男達は押さえつけている手首を強引に引っ張り、その手で扱くようにと促す。
「いっ……いや……」
竦み上がってしまった守は、顔を引きつらせて抵抗の意思表示をすることしかできない。
想悟は早くやれ、と言わんばかりに守の頭を捻るように踏みつける。
「痛いぃいいっ! 頭っ、割れちゃう……! 乱暴っ、しないでえぇっ……!」
「なら大人しくこいつらの相手をするか」
「そ、それは……」
渋る守の頭をさらに容赦ない踏みつけにさらす。
「あぐぐぅ……! わわ、わかりました、しますっ、言う通りにしますからっ……! だからやめてください……」
わかりやすい暴力に弱い守は、震える手で二本のペニスを掴んだ。
恐怖で錯乱してしまいそうだが、どうにか踏みとどまって上下し始める。
「うぅぅぅ……ぐすっ……えぐ……」
(ど、どうしてこんな酷いことが起きてるの……もうオレ、何が何だかわかんないよっ……で、でも、逃げられっこない……今は我慢するしかないの……?)
あまりにも理不尽な状況に置かれ、惨めに泣きじゃくり始める守。しかしながらもう暴れはしなかった。
先の暴力が堪えているということもあるが、やはり守は困難なことに直面すると、すぐに心折れてしまう性格のようだ。
人生では時には立ち向かう選択も必要だというのに、そうしてより楽な道を行こうとする。
どこまでもつらい現実から逃げている。
守の手は極度の緊張で固まってしまい、ろくに動いてはいないが、男達からするとその焦ったさもたまらないらしい。
「いやはや、泣きながらされる手コキは格別ですなぁ。こんなに嫌がっているのに、やらなければ帰してもらえないのだからね、まったく可哀想じゃあないか」
「なんだかものすごく悪いことをしているようで、ドキドキしてしまうよ」
男達は白々しく呟きながら、うっとりと守による手淫を愉しんでいる。
自らの手を守の手に重ね、指導してやるように動かしさえする。
(も、もういや……手がベトベトになってる……この人たち、おかしいよっ……汚い、気持ち悪いっ、早く終わって……)
だが、守の意に反して、別の男が脚を大きく開かせたかと思うと、アナルに先走りの漏れた熱く硬い肉棒を押し付ける。
挿入するつもりなのだとわかって、守の目が今にも力任せに貫こうとしている男に向いた。
「あ、あぁ……お尻は……もういや……勘弁してくださいっ……」
か細い声で哀願するものの、
「うおお……そ、そんなにいじらしいことを言われたら、これはもう入れるしかないな!」
当然その願いは受け入れられない。
「ひ、ぃいいいいッ……!? 入れ、ないでっ……苦じ……お、ぐぅっ……!」
(は、入ってくる……!? 知らない男の人のものが、こんな風に無理やりオレの中にっ……!)
男は苦しむ守に構うことなく、奥までぴっちりと己を満たしていった。
そして、辛抱堪らずといった様子で腰を動かし始めた。理性のない獣のような抽送だ。
「ぁううううっ! うぐっ、く、ひぁ……痛いっ……や、やめ……ひいぃっ!」
(こっ、この人、いきなり激しすぎるっ……お尻が裂けちゃうっ……!)
「おおっ! こいつはたまらん! こうしてちょっと腰を振っているだけで、もうイッてしまいそうだ! ふぅ、夜はまだまだ長いんだ、一度出しておこうかな」
射精することを決めた男は、さらにペースが上がっていく。
「い、やあぁあああっ! 出さないで、それだけはやめてください、そんなひどいこと、しないでぇっ……!」
哀愁漂う悲鳴も男を昂ぶらせることにしかならず、男は咆哮し、守の中でたっぷりと精を吐き出した。
「ああ気持ち良かった。この子の中があんまり良いから、なんだか若返った気分だ。よし、早速第二ラウンドだっ」
「終わったなら退いた退いた、俺もこのすべすべとした芸術家の手で扱いてもらいたいよ」
「では、儂は口マンコを使って奉仕してもらおうか」
その身を犯され、精液で汚され、強いショックを受ける守のことを、誰も気にも留めない。
新たなペニスが差し出されては、どうにか射精までこじつけ、そしてまた新たなペニスの相手をする。
終わりがないのかとさえ思わせる非情な行為に守は心身を擦り減らし、徐々に力をなくしていく。
実に九人目の男が満足してペニスを引き抜くと、しつこい肛虐に疲れきったアナルから白濁が逆流してくる。
顔にも手にも、全身にザーメンのシャワーを浴びせられて、その強烈な臭いと味にえずいている守。
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