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凪誠太郎編4-3 ※蓮見×誠太郎

 当の誠太郎は、無理な体勢で太い肉棒を突き刺され、とてもつらそうにしている。いつでもニコニコとしていた顔が苦痛に歪み、汗が噴き出して細い首筋を伝う。  このくらい簡単にできるはずと思っていても、やはり現実はそうはいかないようだ。想い人以外のペニスを受け入れさせられ、肉体は悲鳴を上げている。 「つらいか、誠太郎」 「ひふぅんっ……! つ、らい……せんせぇっ……すごく、つらいよっ……」 「もうやめたいか?」 「うぅっ……や、め、たい……っ。けど……けどぉっ……!」  苦しそうに喘ぎながら、誠太郎は懸命に言葉を紡ぐ。 「せ、せんせー、僕がこのお兄さんとセックスしてるのが見たいんでしょ、だからっ、僕我慢する……! 最後まで頑張るよっ……!」 「は? お前何言ってるんだ? 強がってないで、嫌なら嫌って言えよ」  その方が気が楽だった。  今までは惚れた者の弱みで想悟の無理難題にも目を瞑ってきたのかもしれないが、そろそろボロを出せばいい。  そうすれば誠太郎の意味不明な言動に振り回されることなく、徹底的に犯すことができる。 「嫌じゃない! せんせーに命令してもらうことで嫌なことなんて一つもないもん!!」  だが、誠太郎は普段の彼では考えつかないような大声で叫んだ。その剣幕に圧倒されそうになるほどの、悲痛な心を表した叫び。  ……そういえば、誠太郎は今まで、想悟の命令を「嫌だ」と拒絶したことはない。  痛いとか、苦しいとか、駄目だとか、自分の感情をストレートに表現することはあっても。  想悟に対して不信感を持つことはなかった。いつでも想悟を心の底から信じて、今日もついて来てくれた。 「……どうして、お前はそんなに……」 「せんせーはぁっ……僕の特別だから……大好きなご主人様だから……! せんせーの命令はっ、全部ご褒美なのっ!」 「……そうかよ」  馬鹿らしい。そんな感情で胸がいっぱいになる。  そんなに俺が好きならいくらでも勝手に苦しんでいればいい。どんなに頑張ったところで俺が振り向いてやるなんてことはないんだからな。  想悟が胸の内で独りごちていることなど全く気付かない様子で、誠太郎はふうふうと荒い呼吸を繰り返しては息を整えようとしている。 「ふぅっ……ううぅーんっ……せんせー、な、慣れてきた……お兄さんのぶっといおちんちん気持ちよくなってきた……お尻の穴がじわじわ熱くって、うぅんっ……うんちしてるみたい……あ、あぁっ、おっきぃのきもちいぃぃ……」 「そうやって思ったこと全部言ってくれると、お兄さんもうメロメロだぜ……」 「う、うんっ……! あ……でもっ、もちろんせんせーが一番だよっ! お兄さんは二番目くらいかなっ?」 「……子供は正直だな」 「いや、別に想悟様と張り合おうなんて思ってませんから、ほ、褒め言葉ですよっ。くぅっ、ちょっと激しくするからな誠太郎くん」  蓮見もきつい誠太郎の肉穴に挿入してそろそろ耐えきれなくなってきたのか、ガツガツと腰を動かし始めた。  蓮見の太い肉棒で直腸内を掘削されて、再び誠太郎の顔が歪む。今度は苦痛だけでなく快楽も感じているらしい。  拘束されている手の指先がやり場なくばらばらに動く。蓮見が腰を押し込むたびに内側粘膜がギュッと肉幹に絡みつき、抜くたびに伸びきって外気にさらされる。 「ぁっ、あぅっ……! だめ、そんなに激しくしたらお尻拡がっちゃう……! せんせえぇぇ……」 「良いんじゃねぇの? 俺は見たいな。誠太郎のガバガバに拡がったケツ穴」 「そうなのっ……? わ、わかった……! じゃあお兄さんもっと拡げてぇっ……!」  そう頼まれては、男の獣欲を加速させるだけだ。  ペースの上がった蓮見の下腹が誠太郎の桃尻をバチバチと打つ。蓮見の先走りなのか誠太郎の腸液なのかもわからない汁が結合部からブチュブチュと飛び出す。  見応えのある激しいピストン運動がまだまだ性に疎い誠太郎を快楽で支配せんと襲っている。 「おらっ、どうだ誠太郎。俺のチンポはいいか? ああ?」  興奮からか口の悪くなった蓮見が声を荒げて言う。 「はひっうひぃっ! 気持ちいいっ! おちんちんが僕の中出たり入ったりして、ゴリゴリって擦れるのぉっ! せんせーに見られながらお尻ほじられてガバガバになるぅっ!」 「お尻じゃなくて、もうとっくにここはチンポ突っ込まれる為のケツマンコだろうがよ!」 「ま……マンコぉおおおっ! ケツマンコっ! 僕のお尻マンコになっちゃった! せんせー見て見てっ! 僕おちんちんでズコバコされて感じてるよぉっ!」  想悟に聞かせるように、言われた通り卑猥な言葉を叫び続ける誠太郎。 「……ああ、よく見えるぞ誠太郎。はぁっ……くそ……」  下着の中が窮屈でたまらなくなる。誠太郎が他の男に抱き貫かれて喘ぎまくるあられもない姿を見ていたら、想悟もいつの間にかガチガチに勃起していた。もうこれ以上は堪えきれない。  前を露出させると、想悟は目の前で繰り広げられる行為をオカズに扱き始めた。  自慰なんて慣れっこなのに、何故だか今日はいつもより快感が強い気がした。きっと興奮材料が違うせいだ。

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