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凪誠太郎編5-3 ※乱交

(すごいなー、僕がごほーしするたびにおじさんたちどんどん気持ちよさそうな声上げてくれるよおもしろーい! それに、やっぱりせんせーが見てくれてるって思うと……ふあぁ……僕まで変な気分になってきちゃう。せんせー、喜んでくれてるかな?)  会員に奉仕しながらも、チラチラとこちらを見てくる誠太郎と目が合う。  肉体は別の男に差し出しても、頭の中は想悟のことでいっぱいなのだ。誠太郎は自分が性サービスを充実させるほど想悟が喜んでくれると本気で信じているし、想悟の喜びこそが彼自身の幸せでもある。 「もっとだ、誠太郎。俺を喜ばせたいなら、もっとなりふり構わず男を貪ってみせろ」 「もっと……うんわかったよせんせー。あっそうだ、まだお尻マンコは使ってなかったね! はいどうぞ。誰からでもいいよ!」  誠太郎は男を誘うようにぷりぷりと小さな尻を振った。 「ひゃふんっ!?」  伸びてきた手に尻肉を鷲掴みにされて、誠太郎が甘い声を上げる。  群がる男達の中には、当然のようにVIP会員である世良も参加していた。  初めから正体を隠す気もないようで、仮面はしていない。  想悟が奴隷調教を始めることを楽しみにしていただけあって、誠太郎を見る眼差しは普段生徒に向けているような優しげなものではなく、性奴に対するそれになっている。 「あれ、あれれ? 学園長せんせー?」  学園長までこのクラブにいるとは意外だったのか、呆気にとられたように口を開く誠太郎。顔見知りの人間がこのような場にいる状況は、普通は不気味に思ってもいいはずなのだが、彼からすれば安心感すら覚えるらしい。 「学園長せんせーも僕とセックスしたいの?」 「ああ、僕は霧島先生とは仲が良いからね、君の身体を好きにしていいと言われているんだよ。いいかい、これは君の大好きな霧島先生の命令だからね」  世良はそんな交わしたこともない約束をうそぶいてみせる。  誠太郎が「本当に?」と言うように視線を送ってきたので、少し迷ったのちに頷いてやった。想悟の命令ならば喜んで聞く他ない。  世良は慣れた手つきで緩々と誠太郎の双臀を揉み込んでいく。誠太郎は一方的に与えられる愛撫にも悩ましいため息を漏らした。 「んふぁっ……はぁ……はひゅぅ」 「お尻を揉まれるのが気持ち良いのかい」 「うひゃぁっ……うんっ、僕、お尻弄られるの好きだよ! せんせーにいっぱいオマンコされてガバガバになっちゃったし」 「ほほう、どれどれ」  世良が確かめるように、慎ましいアナルに潤滑ローションを塗った指を突っ込んだ。 「おお、緩いかと思ったが、これはちょうど良い。まるで僕の指に吸い付いてくるようだ。いい具合に開発されているじゃあないか」  日頃想悟の大きな肉棒で抱かれているアナルは既にふっくらと盛り上がっていた。世良は小さな尻穴を夢中でほじくった。  想悟としてはそのようなちょうど良さなんてさっぱりわからなかったが、古参会員である世良に気に入られたなら他の会員にも示しが付くはずだ。  証拠に、順番待ちの会員までもが我慢できずに膨張したペニスを扱き始めた。今の誠太郎の淫猥な姿だけでも辛抱できなくなったのだ。  嬉々として誠太郎の尻を弄り回し、時に舐め回している世良を見ると吐き気がしそうだが、それは誠太郎が奴隷としての価値があるということだ。 「あ、ぁッ……んひィっ……! お尻に舌……入ってるよぉ……そんなところ汚い……でも……くすぐったくて、しゅ、しゅごい、ぃ……!」  当の誠太郎も驚きなどはあったものの、全てを受け入れて素直に感じていたので、特に問題はなさそうだ。  世良は十分にほぐれたのを長年の勘でわかったのか、年の割にギンギンに勃起した怒張を誠太郎の尻にあてがってゆっくりと挿入した。 「ふあぁああああんっ……! おちんちん入ってきたっ! おちんちんにいっぱい囲まれてっ、僕、本当に奴隷になってるのぉっ!!」  手コキとフェラだけでもつらいと言うのに、挿入されては誠太郎の意識は一気に尻に集中してしまうだろう。 (お、おちんちんっ! おちんちんしゅごいっ! せんせーの言う通り、僕奴隷になってるっ! おじさん達いっぱい気持ち良くしたら、せんせーも褒めてくれるよねっ!)  そうか……蓮見の時と言い、他人に身体を好き勝手される嫌悪感のようなものは一切ないが、そこに想悟という存在が介入することで箍が外れるようだ。 「んぶッ、じゅるうぅううううっ! はぁっ、はっ、おじさん達のおちんちんっ……もうすごく熱くてドクドクしてるの……我慢しないで射精していいよっ」  こういう時は察しがいいというより、想悟との関係のせいで何となくわかってしまったのか、男達の射精の兆候を感じた誠太郎。言葉に出されると、なおさらたまらないようだ。  男達は呻いてから誠太郎の口腔、腸内、手の中、さらに周りでオナニーに耽っていた者達もまた、誠太郎の身体目掛けて汚れた精子を注ぎまくった。 「んっひぃいいいいいいいっ!! ザーメンビュルビュルかかってるぅっ! 熱くて臭くてドロドロでっ、僕ぐちゃぐちゃになってるよぉっ!」  しかしながら、誠太郎はそれにすら不快感どころか快感を覚えている。  これが愛されている証拠だとでも思っているのか? やはり普通に考えて異常だ。  誠太郎は……誠太郎はどうしてこんな理不尽な目に遭いながらも、嫌がりも怖がりも拒否すらしないのだろう。  いくら好きな相手に命令されたと言ったって……限度というものがあるだろう。想悟は違う意味で頭を抱えた。

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