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凪誠太郎編8-3 ※鞭打ち、結腸責め、腹ボコ
想悟は臨戦態勢のペニスを取り出すと、潤滑剤をたっぷり塗って、痛々しい誠太郎の尻の狭間にぐっと力を入れて捻じ込んだ。
「ふぁ、あ、ぎゅう……! せんせーのおちんちん、入ってきたぁ……!?」
(うひいいぃいいいいい!? これ以上されたらお尻変になっちゃうよっ! で、でもせんせーはそれが見たいんだよね……?)
誠太郎の気持ちなど知ったことか。想悟はいつも通り、いや、いきなり速いペースで誠太郎の肛腔をドリルで掘削するかのごとく掘り抜いていく。
誠太郎の身体は人より小さいから、いつもフェラもアナルセックスも根元まで挿入することができなくて、正直言って満足な悦楽は得られていない。
その初々しさが最初は良かったが、もうここまでくると新しいものが欲しいと言うものだ。
そうだ……こうしてみたらどうか。想悟は思い付くままに、挿入したままバラ鞭で双臀を打った。
「あぎャアアアッァアアアアッ!!」
まさか尻を犯されながら鞭の攻撃も受けるとは思っていなかったのか、誠太郎は驚き、背を弓なりに反らせて絶叫した。
叫びに連動するように肛肉がギュッと締まる。
「ははっ……お前、首絞めた時も良かったけど、こうやって……痛くされながら犯されるの、向いてるんじゃないか? すげぇ締め付けてきて……男を誘ってるよ」
「ひッ……!?」
(痛くされるのに……む、向いてる……僕が……? でも痛いのはっ……!! ……ううん……せんせーの言うことは絶対で……せんせーが僕の傍にいてくれるのは、こういうことも乗り越えたら……)
誠太郎が初めて逡巡した。
プレイの一環として、一時だけだと思っていたのだろうか。それが、今後の日常となってしまうかもしれないなら、いくら誠太郎でも迷うに決まってる。
「なぁ……本当に大丈夫か? 嫌ならやめても良いんだぞ?」
そんなことを、教師の自分として、優しい声音で、そして何とも白々しく問うてみる。
「…………う、うん、僕なら、大丈夫……。せんせーが気持ちいいって思うなら……痛いこととかも……いっぱい、せんせーがしたいようにしていいよ」
「わかったよ誠太郎。じゃあ、遠慮なく」
彼が良いと言っている以上は仕方ない。
そんな気分で、こちらはこちらで快感を得ようと、鞭で真っ赤に染まった尻肉を片手で乱暴に掴み、腰を突き動かした。
「ぃぎィイイッ……! か、はっ……せん、せ……せんせえぇっ……!」
「なんだよ。俺のチンポも痛いのか?」
(そんなことないせんせーのおちんちんは気持ちいいけどでもお尻強く揉まれると痛い痛い痛いいいいいいいいい゛っ!!)
素直ではあるが、ここまでしても意地でも想悟を否定しないことだけは評価してやりたい。好き嫌いはともかく、咄嗟に出てしまう発言ではないだろうか。
事実、他の教師や生徒には機嫌次第で「やだ!」とすぐ我が儘を言うところも見受けられる。こんなに従順であるのは、想悟の前だけだ。
本当によく頑張っている。理性だけではこんなもの堪えられる訳がない。
まあ、言われたところで今の行為はやめてはやらない。わざと痛がるように強く揉み込み、あるいは爪を立てながら、激しいストロークで誠太郎を心身共に追いやっていく。
「はぁはぁっ……な、なんだろう……お尻ぃ……変……あんまり痛くなくなってきた……」
「馬鹿になってきたか」
どうにもあまりの激痛に感覚が麻痺してきたのか、誠太郎は先ほどまでよりは叫ばなくなってきた。というより、声も枯れてきて、出づらいのかもしれない。
腰を突き動かしながら、誠太郎の意図しないタイミングで打つ。その繰り返しがしばらく続いた。
慣れてきてしまっているのなら、もっと先にいくしかない。
一度抜く寸前まで腰を引くと、今まででは半分も入らなかった誠太郎の腸に押し入った。直腸自体はずいぶん広く柔軟性があるが、人より長い自身が根元まで入ってしまったということは、結腸の方まで行っているのでは。
「ひっギャアアァァアアアアアアァァァッ!!」
(す、すっごいおっ奥ゥ!! 入っちゃいけないところまで入ってっ、こんなのつらすぎるよぉぉっ……!)
その証拠に、誠太郎はこれまでにない苦悶の表情を浮かべた。大量に汗が滲み、薄い腹にペニスの先っぽの形だろうか……何か瘤のようなものまで見える。
「おッ……が、はァッ……ぁ、あ゛……ひうぅ……」
そのまま腰を引くと、内蔵まで引き摺り出されそうな感覚なのか、誠太郎は身体中を震わせて、時折えずいて、もう大声も出せないくらいに、切れ切れに喘いだ。
「……よし、じゃあこれで最後だ」
誠太郎にもわかるようにあくまで冷静に言って、結腸まで深く深く蹂躙する。
一方の誠太郎は、意識も朦朧としているのか、パクパクと口を開けてよだれを床に垂れ流しにしているだけの状態だ。
そんな彼を見下ろし、一切の情け容赦なく鞭を振り被る。
「んぐグググゥウウッウウウッ!!」
最後に打ち据えた瞬間、想悟は誠太郎の中で射精していた。なんとも爽快な気分だった。
雪のように白く、プリッとした弾力のある双臀が、素人の慣れない無茶苦茶な鞭の痕で、皮膚はぱっくりと傷が開き、血が滲み、不規則に赤くなっている。見るも無残だ。
空気に触れるだけで痛いだろう、肩で息をし、それでもなお震え泣きながらぐったりしている誠太郎。
誠太郎にしてはとてつもないほど耐えたと思う。想悟も、彼がここまでやるとは、なんだか誇らしいような気分だった。
このままいきなりシャワーを浴びさせるのは忍びないから、消毒くらいはさせるべきだな。そこは自ら責任持って簡単な処置をしてから、身体を清潔にして来いと言った。
シャワーから帰ってきた誠太郎は、「いたた……」となんだか中高年のように尻をさすっていた。
「あ、あは、明日はちょっと、授業つらいかも」
「休んでいいぞ」
「ううん、それだとせんせーに一日会えなくなっちゃう。クッション持っていって座るね!」
こんな傷を付けた男と会えないなら何よりじゃないのか。そう思いつつも、この誠太郎に常識は通用しないことはこれまででもわかっている。
(それに……痛いけど、せんせーが付けてくれた傷だって思えば、ズキズキするたびに、なんだか嬉しいの)
ああ、そういうことか。
暴力だろうがなんだろうが、愛する者から与えられたものは全てが平等に幸せだと。
相変わらず頭がおかしいなぁ、お前。
そんなことを冷静に考えるほど、ほんの少しの変化はありつつも、やっぱり誠太郎の本質は変わらないな、と安堵した。
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