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財前和真編13-2 ※二重人格、逆レイプ、足コキ、公開自慰
カズマに連れて来られたのは備品倉庫だ。薄暗いそこは、夜の学園ではいっそう薄気味悪く思える。
「こんなところで……するのか?」
「どこだって良いじゃん」
そう、調教中は世良の指示で夜間の警備員の心配もない訳だし、あのまま職員室で事に及んでも良かった。
ただ、彼の機嫌を故意に損ねるのもどうかと、従うのであった。
「それは……そうだけど、っと!?」
しかし、やっぱり詰めが甘かった。カズマが視界不良の中、渾身の力で背中を蹴って来たのだ。
そのまま床に伏せ、鈍い痛みに身動きができない想悟にのしかかると、カズマは両手首を結束バンドで拘束する。
「ちょっ……なんだよこれ、どういうつもりだ!?」
「いや? だから、あんたもヤりたいだろ? 俺とセックス」
「は……?」
「たまにはこうやって……違うプレイも試してみたくないか? 意外と楽しいかもしれねぇぞ。ああ安心しろって、別に掘ってやろうとかそういうつもりはないから」
どういう魂胆かは知らないが、彼の方から、こんな一方的な方法で。両脚は自由が利くので、なんとかカズマの顔を見ようとする。
それよりも先に、カズマがスラックスのジッパーを迷いなく下ろす。あまりに突然のことで、想悟のペニスはまだくったり萎えている。
「ふぅん……」
お互い何度も見ているというのに、何故か今日ばかりは嘲笑られた気分になる。
カズマは蒸れた靴下を脱ぐと、萎びた裏筋から亀頭までを、足の指先で器用にマッサージするように動かした。俗に言う足コキというやつだ。
カズマの足は身長に見合って大きくて、でも頭のてっぺんから爪先までケアしているのか思ったよりすべすべの感触で、特に引っかかりもなく、滑らかに竿を行き来する。
新鮮な刺激に、若い身体はすぐに反応を示した。
「ヤッベ……生徒に足コキされてフル勃起するクソ変態教師……んはァッ……」
見下すカズマは、それはそれで興奮しているようだ。責めつつも、吐き出す息は荒い。
よく見るとカズマの股間も布地が膨れ上がっている。足コキしながら勃起してどうするんだ、淫乱マセガキめ。
「あッ、ん、くはぁ……気持ち良いのか? ん?」
「…………ッ」
「強情だな、あんたも」
舌打ちをして、カズマは想悟と同じ目線になるようその場にしゃがみ込むと、下着を脱いで、今度は両足でそそり立ったものを包み込む。
「これでどおだ? 特別に公開オナニーも付けるわ」
言いながら、カズマは唾をつけた片手で自身を扱きだした。
「はっ……ぁ、ふっ……ふぅ……足コキしながらって結構難しいんだな……まあいいや……んんっ!」
初めから“見られる”ことを意識した彼のやり方は、扇情的そのものだ。
もちろん、足での奉仕をやったことなんて今日までないだろう。
手足の動きがぎこちなく、躍起になっていて、それがまた興奮材料になってしまう。
「なぁ……俺が扱いてるの見て、興奮する?」
「……するよ」
情けないほど止めどない我慢汁がカズマの足裏を汚して、今にも爆ぜそうなくらい熱くて、そして俺をある種オカズにしてカズマが自慰をしている……。なんて快楽地獄だ。
「想悟っ……想悟……んあぁ……っ! イキそう……あんたも一緒にイッて……?」
うるさいうるさいうるさい。お前の思い通りにはならない。少しでも反抗したくて、尻にぐっと力を入れる。
「んっ、く……くぁあぁああ〜〜ッ!」
目をぎゅっと瞑って身震いし、先に射精したのはカズマだった。
ああ、ひとまず彼の性質の悪い悪戯も終わった。そう思ったのもつかの間、カズマは小さく舌打ちをし、自らの汚濁で尻穴をほぐし始めた。
その先の行動はもちろん……。カズマの目が、想悟の射精を間近に控えてピクピク震えている巨根を捉える。
「お前もイケって、言っただろうがよっ」
口調が荒くなったカズマに蹴られでもするのかと思いきや、彼はここでも想悟の想像の斜め上をいく。
カズマは自ら柔らかくなったアナルを両手で開くと、想悟に受け入れさせようとする。でも、そこはカズマのやることだ。そう簡単にはいくはずがない。
「お、おおっ……? あんたの、すげ……ローションもないのにヌルッ、ヌルンッ、て。オラッ、どうだよ? めちゃくちゃヤりたいのに生殺しにされる気持ちは?」
「っ、ぐッ……か、は……!」
たまらない。どうしようもなく焦らされたせいで、死ぬほどもどかしくて、自分で扱きたい。腰を突き出して、とろけたアナルに全貌を埋め込み、なりふり構わず動きたい。
なのにカズマがひょいとかわしてしまってできない。張り詰めたものが明確な意志を持って無様に揺れる。
「うーわ……すっげぇ硬くて太くなってるし、何この反り返り。我慢汁もダラッダラ……。タマも……いつもよりデカくねぇ? 早く俺ん中に突っ込みたいんだ?」
「うるせぇっ! 四の五の言わずに……っ」
言いかけて、呑み込んだ。
早く入れさせてほしい? それほどまでにプライドの欠片もないこと、言える訳がない。
「うん……? 何か言った?」
「…………」
黙りこくるけれど、呼吸は荒いし顔は真っ赤な自覚がある。
何よりも、第二の自分とも称せる性器が立派に己を主張しているのだから、確実にカズマにはばれている。
せっかくクラブに慣れてきたところだっていうのに、他人に蹂躙されるのが恥ずかしいと思ったことはずいぶん久しぶりだった。
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