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ようやく、口を触手から解放される。 「ん、はぁっ、く…っ」 ユキトは苦しそうに息を整えるが、休む間もなく触手は蠢く。 触手の先がブラシ状に変形し、ユキトの左の乳首の先を擽る。 「んっ、ぁ、や、やめろ…っ」 ユキトが嫌がるほど、触手の動きはだんだん激しくなり、ごしごしとユキトの乳首を擦った。 「んぁぁ、く…そ、あぁッ」 どうしても漏れてしまう声を必死で堪えようとしていると、もう片方の乳首にも触手が迫る。 そっちの触手は口を開くと、乳首に絡みつき、ぬるぬると乳首を舐めるような動きをした。 「くぁ、やめ…っ、ぅ、あぁ」 右と左とで違う責め方をされ、ユキトは声を堪えながら身悶える。 「ふふ、一生懸命我慢してるわね。でも、あなたの身体はすごく敏感なのよ。いつまで耐えられるか見物ね」 ベスは楽しそうにユキトを見つめる。 周りの男達も興奮を隠せない様子でユキトを凝視していた。 「ぁ、くそ、おまえら…っ、絶対ゆるさない…!」 「まだ悪態をつく余裕があるのね。ちょっと痛くしてあげなさい」 その言葉を合図に、両方の乳首に絡みついていた触手がユキトの乳首をじゅるるるると思いっきり吸い込んだ。 「ひぁぁぁっ!」 突然の事にユキトは声を抑えられず体を仰け反らせた。

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