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「ジャケットのチャック、ゆっくり下ろしてやろうぜ。ストリップみたいにな」 「お、それいいな!」 男達は、ユキトを自由にできる事に歓喜し、興奮していた。 捲られていた裾が一旦もとに戻され、上からチャックを少しずつ下ろされていく。 「…ゃ…やめろ…」 ユキトは、力無く言うがチャックは少しずつ下ろされていく。ゆっくりと肌が露出させられる事がユキトの羞恥心を掻き立てた。 「ふふ、白い肌が見えてきたわね」 ベスは手を顎に乗せ、正面から楽しそうに観察する。 「ちょっと前を広げると乳首も見えますよ」 胸元までチャックが下ろされたところで、両脇の男がベスに見せつけるようにジャケットの前を寛げる。 「あら、乳首尖ってきてるじゃない。脱がされて見られただけでそんなになっちゃったの?」 ベスが煽るように言う。 「…くそ…くそ…ッ」 ユキトはもはや抵抗することをやめ、ただ悔しそうに呟いた。 チャックはさらに下まで下ろされる。 「可愛いおへそも見えてきたわね。その下の薄い下生え、さらにその下にはさっきの可愛いおちんちんね」 ベスは楽しそうにユキトを煽り、周りの男達も卑下た笑みを浮かべる。 チャックを全て下ろされ、前を広げられる。 「…こんな事して、何が楽しいんだよ…っ」 ユキトは吐き捨てるように言った。 散々、いやらしいことをされ続け、性に疎いユキトは自分がそうされる理由がわからなかった。 「何度も言ってるじゃない。あなたのような美少年を辱める事ができるなんて至福よ」 ベスはゆっくりと車椅子を進めユキトに近付く。 ユキトの性器がちょうどベスの目と鼻の先に来た。 「可愛いわ、本当に」 ユキトの性器をふにゃふにゃと揉んだ。 「あぁん、揉む…な…っ」 さっきまで散々弄られ、根元を縛られていたそこは少しの刺激にも敏感になっていた。 ベスはユキトの性器の皮をの中に舌をいれ、ベロンと舌で捲りあげた。 「やぁぁ…っ」 そのゾクゾクとする刺激にユキトは嬌声をあげた。 「やべぇ、たまんねぇ」 周りの男達はユキトの乳首を弄り回した。 「ぃあ、んぁぁ、やぁっ」 散々弄られ、敏感な身体はもはや快楽の奴隷となっていた。

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