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「ユキトは細いね。」 スザクはそう言いながら、大切なものを扱うようにユキトの体を手のひらで優しく撫でる。 「…っ、そう…?」 「そうだよ。でも細すぎず、ちゃんと肉付きもいいね。筋肉は…まだまだ全然ないね。」 「スザクさ…ん、くすぐったい…っ」 「腰、少し括れてるんだね。もう17歳なのに体毛も薄いまま。感じやすい体。」 スザクは、ユキトの耳元で一言囁いた。 「淫靡だね。」 その一言でユキトは体がカッと熱くなるのを感じた。 「もうやめてくれよ、スザクさん…!」 堪らずユキトはスザクから逃れるように体を捻る。 でもスザクは簡単に逃してはくれない。 「だめだよ、ユキト。嫌だと言ってもやめないと言っただろ?」 スザクはユキトの腹筋を確かめるように腹を揉んだ。 「ん…ぁ、揉むなよ…」 「ユキトは、腹筋全然付かないね。ちゃんとトレーニングしている?」 「し、してるよ!でもなかなか筋肉つかないんだ…」 ユキトは筋肉が付きづらい体質で、それをコンプレックスに感じていた。 「ふふ、でもユキトはそのままの方が可愛くていいかもね。」 スザクは腹部の中心にある、ユキトの縦長の臍を指先でスっと撫でた。 「ぁ…っ」 「どうしたの?もしかして、おへそも感じるのかい?」 スザクはユキトの臍に指を伸ばす。

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