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第6話 おうち訪問1

_____________ 大駕から連絡をもらって定時後に待ち合わせる これから話す内容があまり外では話しにくい内容な だけに会社近くの瑞樹の家に向かった2人 「へー意外とシンプルなんですね」 と大駕は部屋を一瞥して感想を言う あまりインテリアなどにこだわりのない瑞樹の部屋はいたってシンプルだ 「あんまりじろじろ見ないでよね なんか恥ずかしいし(照) ちょっ!言ったそばからなに物色してんの?!」 と焦る瑞樹が大駕を注意する。 「えーだって気になるじゃないですか(笑) 真面目そうな上司が実は 他人にアナルいじってもらいたい趣味があったなんて知ったら エッチな本とかおもちゃとかないかなって思って」 と大駕は意地悪気に言う 「ん〜もうっ!それは後で説明するって!」 とムッとしながら瑞樹が言う 「そっちこそ彼女とか好きな人とかいないの? 僕にかまえるほど暇なんだっ!」 と瑞樹も反撃しようとする 「あとそんな本とかおもちゃとかないし だって動画派だもん」 と瑞樹は声が尻窄みになりながらも 顔を赤くしながらぶっちゃけてしまう なぜか理由はわからないが 大駕になら自分を晒け出しても構わない と思う自分がいて、 今まで挨拶や業務連絡程度でしか接したことがない 大駕にそうさせる空気のような 何かがあるように感じる すると大駕は頭を掻きながら 「あーっもうっ! そういうとこですよっ!瑞樹さん あんたなんかほっとけないというか 無自覚でエロ可愛いというか 他人にアナル開発頼むし 俺じゃなかったらどうなってたか知りませんよ!」 といきなり大声を出して言う なんで俺が翻弄されてんだ、 と大駕は軽く舌打ちをする 「あと別に今フリーだし 彼女も好きな人もいませんから 安心してください そっちこそ俺に開発頼んどいて恋人いたりとかしたら許しませんからね」 とどこか拗ねたように言う大駕が 愛おしく思えてしまった瑞樹は 「ふふふっ」と自然と笑みを溢すのだった

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