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第61話*R18
「そっ!ちょっ...。あぁん...」
いきなり咥えられ思わず紫桜の頭を押してしまう葉琉。しかし紫桜から与えられる容赦のない快感に拒否の声は甘くなり、思いっきり押し返そうとした手からは力が抜けてしまう。
「あっ...、っぅ...し、お...、だ、めぇ...」
絞り出すような葉琉の声。
紫桜のGlareが徐々に濃くなる。
紫桜に丁寧に、しかし激しく責め立てられる葉琉の中心。綺麗にセットされていた紫桜の黒い短髪が葉琉の手によってクシャッと少し形が崩される。足を閉じようと内股に力を入れようとする葉琉。しかし、紫桜の体によって閉めることを許されない。
「っ...葉琉、Say ?」
「ぁっ...」
出そうで耐えているオレに容赦なくGlareに乗せてcommandを与えてくれるこの恋人は、片手はオレのムスコに添えられもう片方で腰を撫でてくる。性感帯である腰を撫でられるとどうしても気持ちよくて腰が揺れてしまう。
それを知っているこの愛しいDomはオレが仮の恋人だと思っていた時期も二人きりになった社長室でサラリと撫でてくることがあった。
その度に叩き落としてきたが、毎回発情しかけてしまっていたのは墓まで持っていくつもりだ。
「ほら、葉琉。Say 」
「っ...!あぁん!」
今どんな気持ちか?そんなの最高に決まってるだろっ!
一瞬キレかけるも思いっきり吸われその声も掻き消える。
「...ああ、気持ちよすぎてなにも言えないか?」
舐める合間にもGlareを含んだ鋭い視線を葉琉に向ける紫桜。今にも逝きそうな葉琉の蕩けている顔を上目使いで確認すると、黒い笑みを浮かべてさらに葉琉を責め立てた。
「っ!い、まは...!」
Subとしての本能がcommandに従いたくてなにか言葉を発しようとする。しかし、Domから与えられる欲情を隠さない強いGlareになにも考えられなくなってしまう。
「...蕩けているんだろう?無理に言わなくてもいいぞ」
クスクスと笑っている紫桜。このDomはオレが何か言おうとすると勃っているムスコに強い刺激と強いGlareをむけてくる。
...自分でcommandを与えておいて何か言おうとするオレを快感で封じてるだろ。
若干イライラしているも、それを見抜いているであろう紫桜は吸ったり舐め回したりしながら腰を撫で回してくる。
「っぁ...、き、もちぃ...っ!」
「珍しく素直だな。...Say ?」
絞り出した声。先程までの黒い笑みではなく、次は優しげな表情でcommandを与えてくれた。
「ほ...か、、?」
「ああ。...気持ちいいだけか?」
ちょ、また黒い笑顔に戻らないでくれるかな。
「...っあ、ぅん...、、しおぅ...」
「どうした?」
舐めている紫桜の髪を少し強く握る。それを何かの合図と思ったのか、紫桜が顔を上げてオレの内太股に優しくキスをしてきた。
「...あの、その」
「ゆっくりでいい」
体を起こし、またオレに覆い被さってくる紫桜。気持ちよすぎて泣いてしまい、赤く腫れてきている瞼に優しくキスを落としてくれる。男性器へ与えられる絶え間ない快感に息絶え絶えだったオレは、優しく次の言葉を待ってくれるDomへの愛しさがまた増えていた。
「...その、好き...です」
「......」
脈絡の全くない突然の告白に珍しく固まってしまう紫桜。大きく目を見開いているのがなんだか新鮮で思わず笑ってしまう。
「...まだ一度も言ったことなかったなぁと...っぁ!んぅ...」
珍しく固まった紫桜の欲情が轟々と燃え盛っている瞳を直視していたが、さすがに告白をしている手前恥ずかしくて顔を背けてしまう。しかし、葉琉の視線が外れた瞬間、紫桜の理性は辛うじて残っていた最後の欠片が一瞬にして呑まれてしまった。噛みつかれるように、喰われているのかと錯覚するほど強引にキスをする紫桜。さっきまで大人しかった彼の足も今は葉琉のムスコを刺激する。
「んっ...っあ、、...んんっ...ぁん、、」
激しいキスはなかなか終わらない。弱く紫桜の体を押し返そうとするも、両手を紫桜に捕らえられ頭上で一纏まりにされる。空いている右手は腰を撫でられ、右膝で股間を下から押し上げるような体勢になる紫桜。
「...今それは反則だと思うが?」
「っあ...」
一瞬顔をあげた紫桜だが、葉琉の耳元で欲情たっぷりの声音で囁いたと思えば左耳を噛むように舐められた。基本的に全身が性感帯の葉琉。耳を噛まれると与えられる快感は射精できるほどのものだった。
「声が出ないほど気持ちいいのか」
優しく耳を舐められながら色気たっぷりに言われる。若干のGlareを滲ませたその声音にさらに欲情してしまうのは致し方ないと思う。
思わず射精しそうになるのを堪えていると、紫桜はそれを満面の笑みで見つめあろうことか首にキスマークをつけてきた。強く吸われる首筋。それだけで達しそうになる。
「我慢する必要はないんだぞ?」
ほら、逝け。
そう副音声が聞こえるのは恐らく間違いではないはずだ。
「し、おう...やだぁ」
「何が嫌なんだ?」
思わず口に出てしまった”イヤ”という言葉。しかし、オレは何がイヤだなんて言えるはずがない。”出したい”なんて言ってみろ。確実に骨まで喰われる。
「ほら、言え」
「っあん...ちょ...んぅ」
さらにGlareを強めて耳をイヤらしく舐めてくる紫桜。どうしても言わせたいらしい。
が、言ってやるものか。
よくわからない残りの理性が意地を張る。
「そんなに言いたくないのか?」
「なんっ...っぅ」
なんでそんなに気になるの。
そう言いたかったが言えない。というか、言わせてもらえない。右膝をさらに上に食い込ませるように力を入れられ、右手で左乳首を摘ままれてしまう。それに加え右耳を噛まれ、Glareをこれでもかと浴びせられるともうオレの理性など破綻するのも必然だった。
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あの、投稿できずにほんっとうに申し訳ありません( ノ;_ _)ノ
濡れ場って難しいですね...
この時ほど頭の中を自動で読み取って文字に起こすAIがほしいと思ったことないです...(T-T)
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