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オマケ ハナとタキ

タキはソワソワと校門を少し通り過ぎた通りで待っていた。 落ち着かない。 女生徒達がこちらを見て来るからだ。 美しいオメガの母親に似た外見を持つタキは、どうしても人目をひく。 もちろんタキはベータであって、オメガではないし、 女性的な美しさの母親と違って、タキは少年らしい姿をしている。 しなやかな筋肉、快活そうな笑顔。 金色の髪と青い目が、サッカーなどで日焼けした肌に映える。 人種を超えた髪や眼の色はオメガである母親ゆずりだ。 女生徒達が見てしまうのも無理はない、何よりここは中小一貫の女子校の前なのだ。 カッコイイ男の子が待ってる相手は誰? 気になるところだ。 男の子は高校生? それともまだ中学生? 15才くらいだろう。 少年の顔がはた目から見て来るわかるほどにかがやく。 校門から出てくる少女を見つけたからだ。 長い黒髪を腰まで伸ばした少女だった。 13才くらいか。 少年より少し下だろう。 白いちいさな顔、大きな黒い瞳。 人形のように美しい少女だった。 華奢で長い手足をした少女は軽やかな足どりで、あるいている。 少年の表情が一瞬曇ったのは、少女の隣りに長身の上級生がいたからだ 大人びた肉感的な身体をもつ、美しいがいかにも高慢そうな上級生は、少女の肩に腕をまわして、引き寄せるようにしていた。 まるで、少女が自分のモノであるかのように。 少年は知ってる。 少女は上級生の「ペット」と噂されていることを。 上級生は綺麗な下級生を「可愛がる」ことが好きなので有名なのだ。 少年は唇を噛んだ。 だが。 耐えられる。 何故なら。 少女は校門から少年の姿を見つけた。 「タキ!!」 少女はそう嬉しそうに叫んで走ってくる。 上級生の腕から抜け出して。 ほら。 自分を選んでくれる。 少年は微笑み、上級生の少女は顔をゆがめる。 その心に渦まくものを少年も知ってる。 嫉妬だ。 少年もこの上級生にしている。 でも、少年は上級生の少女に同情してる。 少年も彼女も同じだから。 逃げられないことでは。 少年は無邪気に抱きついてくる少女を抱きしめずにはいられない。 囚われているから。 この少女、いや 「花!」 少年、いや、タキはその名前を呼ぶ。 心をとらえてはなさないその人の名前を。 歩いて家に二人で帰りたいだけだったのに。 「あっ・・・そんなにするな・・・」 タキは喘いだ。 「ここでそんなに感じるようになったの?可愛い、タキ」 花がわらう。 河原の橋の下にひきずり込まれていた。 せまい場所で屈まないと入れないような場所だった。 そこでタキは制服のシャツをはだけられ、スボンを引きずり下ろされていた。 花は執拗にタキの乳首を舐めたり吸うことを繰返していた。 タキの乳首はすっかり腫れて、いろづいていた。 「可愛い・・・こんなにぷっくり熟れて。美味しいよ、タキ」 花の小さな熱い舌が押しつぶすように動いて、タキはあえいでしまう。 舐めながら吸われて、カリッと噛まれたなら、高い声も出てしまう。 毎日、毎日、花にそこを可愛がられ、タキの乳首は女の子のように感じる場所になった。 「タキはもう、ここだけでイケるもんね」 嬉しそうに花に囁かれ、タキはいたたまれなくて、顔を隠す。 そう。 もう、自分の身体は。 前とは同じじゃない。 「ほら、自分でもしてみて、指でつぶして、いじって?」 花に言われたなら、タキはそうしてしまう。 制服姿の花にまたがられたまま、タキは自分で自分の胸を弄りだす。 こんなところが勃ちあがるなんて知らなかった乳首を自分で摘んで、指で擦りあわせる、 ただの少年だったころには知らなかった感覚に、身を震わせる。 だって、花がそうしろって言った だって、花が見たいって。 だから、タキは自分で乱れてしまう。 花が見てるなら、この指も花のモノだから、 つよく摘んだ。 痛みが甘い、擦り合わせて、あまい痛みに耽溺する。 乳首の芯をつかまえて、そこを擦り合わせたならば、股間に響く性感に身体が震える。 「花!!花!!」 そう叫ながら、タキは指を止められない。 勃起させ、先からしたたらせながら、性器には触れないまま、乳首の硬い芯を性器の代わりに擦るのだ。 花が命令したから。 乳首しか触らない。 だって花が望んでるから。 出したくて、乳首を乱暴に弄った。 花に噛んで貰うことを考えながら。 腰が揺れて、先からどんどん滴っていく。 タキに跨ったまま、乱れるタキを花はウットリと見ていた。 「タキ・・・可愛い・・・たまんない」 花がそう行ってキスしてくれたから、タキのそこを服を汚さないように手で包んでくれたから、タキは自分で乳首だけで射精した。 花に変えられた身体だ。 タキは、そんな淫らな自分でも良かった。 だから。 「花・・・頂戴、お願い頂戴!!」 泣いてねだった。 射精だけでは足りなかった。 花がほほ笑む。 その名の通り、花みたいに。 花に命じられ、うつ伏せになる 花に命じられ、ズボンを下ろされ、剥き出しになった尻をつきだすように四つん這いになる。 花はやさしく舐めてくれた。 あのちいさな綺麗な唇がここにキスして、あの小さな舌が舐めてくれてる。 そうおもうだけで、また勃起させた性器から滴らせてしまう。 タップリなめてぬらした後、花が低い声で言う。 「慣らしてあげたいけど、待てない、ごめんね」 花が自分の下着をずらして、スカートからそれを覗かせた。 こんな少女についてるとは思えない質量のそれ。 男性器そのもののそれ。 花は。 オメガなのだ。

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