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第5話

「八尋君聞いてる?」 と久遠は指で机をたたいた。苛立っているわけではない、からかっている。 「き、聞いてます」 久遠の解説を聞いてる間に拓斗は、ペニスの先端のみをしつこく舐めてきた。 「ぁあっ」 八尋の口から力なく声が漏れる。 「じゃあわかったね、次の問題」 とテンポよく久遠は解説を続けていく。 八尋は頭がくらくらしてきて、話は耳に届いていなかった。 さすがにそろそろ耐えられない。時折自ら腰も動かしてしまう 「もう、むりっ」 八尋は腰を持ち上げ、拓斗の口に振り始めた。 「うぅぐ」 拓斗の口から声が漏れ、その後はぐちょぐちょねちゃねちゃと音が続く。 八尋の熱い息遣いと、拓斗の甘い声が漏れ部屋に広がっていく。 拓斗の口の中は熱く、こすっている間も下で刺激を加えようとしている。 「あぁ、やばい、いく、いくぅ」 腰の動きを速め勢いよくのどの奥に吐き出した。 拓斗は苦しそうな声を出すが、それを飲み込んだ。 「あっ、最高。気持ちいぃ」 口からペニスを抜き取ると、拓斗はむせてから大きく息を吸った。 その後に荒い息遣いが続く。 「うーん、今のは微妙だけどぎりぎり合格かな。次は満点を目指して頑張って」 久遠は拓斗の頭をなでた。 「満点じゃなくて……ごめんなさい」 拓斗は肩を震わせた。 「そっか、罪悪感あるよね。罰が必要だよね」 久遠はにやりと笑って、自分のベルトのバックルをはずし、下着をずらして自分のものを取り出した。 「えっ」 八尋は驚いて目を見開いた。まさか見るとは思っていなかった久遠の反りたったそれは長く、くねっていた。 久遠は拓斗のズボンを脱がせ四つん這いにさせるとお尻にローションを垂らした。 お尻にペニスをこすりつけながら、息を荒げた。 「これは保健体育の勉強でもあるんだからね」 そういってぐっとペニスを押し当て、拓斗の中にめり込ませていった。 「っうあぁ」 拓斗は苦しそうな声を上げる。 「ねえ、八尋君、知ってる?」 「へ?」 突然のことに八尋は動けず間抜けな声をだす。 「こいつ、八尋君の事好きなんだよ」 八尋は驚いて目を見開いた。 「やめっ、やめて///言わないで!」 拓斗は声を震わせ、拳をぎゅっと握った。 どういう事だ?拓斗が俺を好き? 顔が熱くなり、口を手で押さえた。 「でも告白する勇気ないって、代わりに俺に抱かれてさ。その時、君の名前読んでるんだよ?気持ち悪いだろ?」 「やだ、言わないでってば///」 拓斗は上半身を下げ顔を腕に隠した。その間も久遠は腰を振り続け、拓斗の中を犯し続けている。

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