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秋在の部屋に入るや否や。
冬総は秋在を、ベッドの上に押し倒した。
「あ、ん……っ!」
セーターを脱がし、ワイシャツのボタンを外す。
そのまま胸に舌を這わせると、秋在は小さく震えた。
たった一日、シなかっただけ。
それなのに……とても、久し振りな気がした。
「ひゃ、ぁん……っ! フユフサ、そんな――ん、っ」
「秋在、ごめんな。……俺、あんまり余裕ない……ッ」
「あ、や……っ! ズボン、下げちゃ……は、あっ」
慣れた手つきで、冬総が秋在のズボンを脱がせる。
それと同時に、下着も。
瞬く間に下半身を裸にされた秋在は、羞恥から顔を隠した。
しかし、そうすると他のところが丸見えだ。
「胸、隠さないのか? ……欲しがりだな、秋在は」
「ちが――あっ!」
指を唾液で濡らした後、冬総はもう一度……秋在の上半身に、唇を寄せた。
鎖骨を丁寧に舐め、そのままゆっくりと下方へ……。
ゾワゾワとした感覚に、秋在は震えることしかできない。
「フユフサ、だめぇ……っ。くすぐったくて、変な気分……ふ、ぅ、っ」
「気持ち悪い、のか?」
「そうじゃ、ないけど……ん、ふあ……っ!」
濡れた指を、ゆっくりと後孔に挿入する。
一日振りの内側は、すぐに冬総の指を締めつけた。
その様子だけで……秋在がどれほど冬総を求めているのかが、文字通り手に取るように分かる。
「あ、あっ! 指、一気に本数増やしちゃ――ひゃ、あぅ……っ!」
「ちゃんと慣らすつもりだけど、ちょっと焦ってるかも……ごめんな、秋在」
「うぅ……さっきから、言ってることとやってることが、全然違うぅ……っ」
三本の指を挿入され、秋在は次第に余裕をなくす。
指を引き抜き、冬総はズボンのチャックを下げた。
それがなにを意味しているのか、秋在は理解している。
「フユフサ、の……大きい、っ」
「秋在相手なんだから、こうなるって。……嫌か?」
「……恥ずかしいから、答えたくない……っ」
それは、ほとんど答えなのでは。
……という、無粋なことは口にしない。
冬総は秋在の体を持ち上げ、浮かす。
そのまま自分の上に、向かい合うようにして座らせた。
「今日は、この体勢で挿れたい。……秋在の顔、ちゃんと見たいんだ」
「……っ。すけべ……っ」
「……ッ」
「何で更に大きくするの、ばか……っ」
コンドームを手早く装着した後、秋在の入り口に、先端を押しつける。
質量の増した逸物に文句を言いつつも、秋在は冬総を拒絶をしない。
そのまま……秋在はゆっくりと、内側を犯されていく。
「ん、ぅ……あ、ぁあ、っ」
挿入の瞬間は、何度迎えても慣れない。
秋在は情けない声を出し、冬総にしがみついた。
「秋在……ッ、それじゃ、顔見えない……ッ」
「今、は、むりぃ……っ。ボク、おかしく――ん、ふ……っ!」
目の前にあるのは、秋在の首筋。
――舌で舐めて、歯を立てて、無数の痕を付けたい。
だが、今そんなことをしたら……秋在はおそらく、怒る。
根元まで挿入された異物に秋在が慣れるまで、冬総は大人しくしていることにした。
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