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実験(結腸責め)
「…………」
「うぅ……そんなにじっと見られると食べづらいんだけど……」
机の上のご飯をじっと見つめられる
「おれもあんたのやつ食べたい」
「えぇ……?さっきご飯食べたじゃん」
「おれのやつドロドロしたやつとか液体しかないじゃん」
「流動食ね、君にはまだ早いよ
………………うえぇ、じゃあ今回の実験でちゃんと言うこと聞いてくれたら食べさせてあげるよ」
「ほんとか!?」
「……!嬉しそうな顔……!
初めて見るな、やはり適度にごほうび……
食事による変化も記録しようか……
何によって感情が変化するかを……」
ブツブツ言いながら彼の顔を撫で回す
「さわるな、ヴー……」
「……やはり歳のわりには語彙が幼い
環境的要因が大きいのか……
あぁ、あの文献どこにやったかな、たしかこの事例に……」
考えにふけっていると白衣の裾を引っ張られる
「早くやるぞ、なにする?」
「珍しくノリ気だけど……
うーんー……まぁ、がんばってね」
───────
「…………ぅ」
「苦しいねーあとちょっと我慢できる?」
「できる……!」
ギュルギュルお腹がなってるし大量の脂汗も出ている
普段なら大暴れして噛みついてきそうだけどすごく大人しい
なんならとっても素直
「普段からこうならもっと研究捗るんだけどなぁ……」
「まだ……?」
「あぁ!ごめんごめんもう出していいよ」
出したものを流し、シャワーでナカを洗う
苦しそうにうめくものの必死に耐えている
……こんなに大人しいなら追加で実験増やしてもいいかな
後ろから水をどれだけ入れれるとかなんならカメラで彼の腸内見たいな
新しく作った座薬も試してみればよかった
……ま、今更後悔しても遅いか
次機嫌いい時にやろうか、滅多にないけど
「はいおしまい
次は台の上にゴロンってして、固定するよ」
手と腕を伸ばしたまま固定し、足はM字になるように開いて固定する
彼の体に機械をつけていく
「顔を右に……ええとボクと同じように顔を向けて、そうそう上手
これ噛んでてね始めるよ」
ゴム手袋をつけ彼のアナルへと指を入れる
「奥まで挿れるよー、痛かったら言ってねー」
「ぅ……」
「……指ではここまでが限界かな
ちょっと拡げるよー」
「…………ぅ゛ー」
「よく我慢できたねー、口のやつとるよー
一回休憩……大きく息吸ってはいてー
そのままダラーンってしててね」
体から力が抜けているのを確認して次の作業の準備をする
「結腸まで入れるからがんばって」
「あっ、がっ!ぐえっうえっ……!」
「そのまま、横向いたまま吐いてね」
「げっ!うえぇぇぇ……」
そのまま器具を結腸まで突っ込む
「うーん……
バイタルは問題なし、かな
結腸突っ込まれてオーガニズムをって文献読んだけどコツでもあるのか……
それとも彼ができないだけなのか……」
うーん……と考えながら彼のものを擦り勃たせれば彼から甘い声が漏れる
「うあっ、あっ、はっ……」
「よし、じゃあ結腸突くからがんばって
射精できたら終わり、かな?」
「あ゛っ?!がっうえっ、おえぇっ……」
「うわー辛そう
がんばってね」
彼が酷くえづくのを見守りつつ器具を出し入れする
「どめっ、げっ、むり゛、じ、じぬっ」
「心拍数の上昇……
これ以上は危険か
……仕方ない実験中止にしようか」
彼のナカから器具を引き抜き拘束と機械を外していく
彼の顔をのぞきこむ
「おーい、終わったよー大丈夫ー?」
「……う゛えっ」
「全然ダメそう
ご飯も無理かな」
「……食べる、つれてけ」
「え、ちょ、ちょっと待って
なんでボクの服掴むの?!
無理無理持てない、そんな力ないって!」
「…………(ぐぅ)」
「待って今寝ないで!手離して!
……うえぇ、どうしよう……」
───────
美味しそうな匂いで目が覚める
あのへにょへにょしたやつから匂いがしてくる
「あー起きた?」
「……ぼろぼろ?」
「……そりゃああの後君をここまで運んできたんだから
ボクはそんな力ないって言うのに……
全然興味無さそうだね
ご飯食べる?このスプーンを持って……
違う違う!犬食いしないで!」
いつものように食べ物に顔を突っ込み貪り食う
「はぁ……
手で食べる方法から教えなきゃダメだな
……美味しいかい?」
あいつがおれの頭をわさわさと触る
あいつのじっけんとか言うやつは嫌いだけどこうやって頭を触られるのはいやじゃない
むしろ好きだ
「デザートにアイス食べる?
ほらあーん」
「……!つめたい、いやだ」
「えぇ?冷たいの嫌なの?
甘いものは好きなのに
ふーんなんでなんだろうねぇ……」
あいつがベタベタとおれの顔を触ってくる
「本能的に拒否してるのか……
やっぱり環境的要因が大きいのか……
あ、そうだあとで採血しよう
あと注射もしないと
今回は三本くらいだから大丈夫だよね?」
……やっぱり嫌いだ
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