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第七章・6

「秀実、君って子は」 「フェラもできます。だから、僕を使ってください」 (ますます、使いたくなくなったな……)  しかも、凌辱ものだなんて!  まぁ、それは後ほど真田と話し合おう。  今は、ただ……。 「秀実、私はこんなに勃っちゃったんだけど、どうしようか?」  そんな士郎に、秀実はバスタブから上がると、タイルに断熱シートを敷いた。  そしてその上に、そっと横たわった。 「来て……」 「最高の返事だよ」  湯で柔らかくほぐれた秀実の蕾に、士郎は挿入っていった。  秀実自身の愛液の助けもあり、思いのほかスムーズだ。 「秀実、好きだよ。本当にもう、愛しちゃったよ」 「僕も、士郎さんのこと大好きです」  士郎が、動き始めた。  勢いよく挿れ、じっくりと抜く。  次第に、リズミカルに。  まるで、踊るように。 「あ、はぁ、あ! んっ、んッ、んぅう、あぁ!」 「秀実……」  暑いバスルームが、もっともっと熱くなる。  二人の身体も、心の中も、熱く熱く駆け上って行った。

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