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足の間に割り込み、じれったいキスを献身的に繰り返す比良をおずおずと見、へっぽこオメガはキュッと唇を結んだ。 「……」 いい加減、痺れつつあった両手をぎこちなく退かしていく。 <マストくん>にしか明かしたことのなかったマル秘スポットを<比良くん>に初対面してみせた。 「……柚木」 「報告も感想も不要です、受け付けないです」 「可愛くて、とても綺麗だ」 (……人の話聞いてますか、比良くん……) アルファとオメガの攻防戦に圧勝した比良は、スッポンならば首も手足も甲羅に引っ込めたいくらい恥ずかしがっている柚木を上目遣いに見た。 「触ってもいいか?」 (それ……どっちの話……?) 「だめです、見るだけです、おさわり禁止です」 「……」 「あ……禁止って、おれ、言った……言ったのに……」 比良は虚空で控え目に起立しているペニスに触れた。 驚かさないよう、そっと掌に包み込み、優しく撫でた。 「ンっ……んっ……」 「柚木の、こんな風になるんだな……可愛い」 「そんな、かわいいかわいいって連呼されても困る……おれのチンコは愛玩動物じゃなぃぃ……」 「いいや。愛玩動物そのものだ」 (比良くん、いつから節穴の目になっちゃったんですか) 「此処(ここ)は」 比良のありえない受け答えに動揺していた柚木はあからさまに背筋を震わせた。 ふっくらした(ひだ)の中心に中指が浅くめり込んで。 薄い肉びらに守られた亀裂を上下になぞられた。 「ん~~~……っ」 「熱くて、濡れてる」 「っ、だ、だから、感想いらないってば……!」 「柚木の此処、もう、とろとろになってる……」 最早、わざとやっているとしか思えない。 「ッ……ッ……ッ……!!」 端的な感想を述べながら触れてくる比良に柚木は切なげに呻吟した。 「ん……ひ……ぃ……っ」 双球の付け根に芽吹くクリトリスを指の腹で軽く押された際には、下腹部をキュンキュンさせ、華奢な喉を思いきり反らした。 「これが柚木のクリトリス……か」 「ぅ、ぅ、ぅ、ぅ、ぅ」 「少し膨らんで、コリコリしてる」 「実況やめて~~~~……!」

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