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24-7

マリンムスクの香りと湯気が立ちこめたバスルーム。 「ぁ、ぅ……っ……は……っ……はぁ……」 宣言通り、柚木は比良と一緒に入浴させられていた。 「ん、んっ……そ、れはちょっと……やりすぎなのでは……っ……ぁぁっ……も、ぉ……っ」 膝から下を湯船に浸からせ、バニラホワイトの壁に立って縋りつくへっぽこオメガの苦情は聞き流された。 比良はバスタブの底に跪いていた。 背後へ突き出させた小尻に恥ずかしげもなく顔を沈め、先程までのめり込んでいた蜜穴を丹念に労わっていた。 「お……おれぇ……まだスムージーしか飲んでなぃぃ……」 「……」 「ご……ごはん食べたぃ……」 「……」 柚木の不満を比良は綺麗さっぱり無視する。 秘部に唇を被せ、尖らせた舌先で入り口をなぞり、そしてナカまで。 捻じ込んで、相変わらず窮屈な蜜壺の圧に逆らい、緩やかに蠢かせる。 ペニスでたっぷり擦られたところを舐め上げられて柚木はもどかしそうに身を捩じらせた。 (な……舐め過ぎ……それから、舌、()れすぎ……) 初夜の次の日から、こんな……エッチなことばっかりするって普通なの? そもそも本番最初っから、あんな……感じるものなの? 実はおれってただのへっぽこオメガじゃなくてヒワイへっぽこオメガだった……? (おれ、わかんない) 「ぁ……だめ……」 愛情滴るキスがクリトリスに及んだ。 正面に回された手で双球を揉み転がされ、急がない手つきで純潔ペニスをしごかれながら、啄まれ、くすぐられ、彼の唾液に満遍なく染まった。 「あ……ん……らめ……っ……ふぅ……ぅ……」 鼻から抜けるような息を洩らして柚木は目の前の壁に片頬を押し当てた。 ちゅっと音を立てて吸われると、大きな両手に押し開かれている小尻をブルブルさせ、成す術もなく極まった。 「はっ……はぁ……は……っ……っ……ぇ……?」 霞んでいた奥二重まなこが今日一番の動揺に呑まれた。 まさか……もう一つの穴にまでキスされるなんて夢にも思わず。 さすがに許容範囲を著しく超えており、慌てて比良との間に片手を割り込ませて壁をつくった。 「むむむむ、むりむり、おけつは訪問お断り!」

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