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第24話

お風呂から上がるとベッドになだれ込むようにキスの嵐。 舌を絡ませ、深い口付けをされる。 耳元やら首筋にも舌が這う。 乳首を舐められて仰け反った。 両方の手のひらは兄ちゃんの手のひらに優しく包まれた。 何度もキス。 「痛かったら言えよ?」 「うん...」 チュッとキス。頬が熱い。 アナルまで舐められて、初めての快感に仰け反ってばかり。 父さんと経験してはいたけど...。 あれは僕はセックスとは思ってない。 兄ちゃんも同じだ、と言った。 ゲイビも。航太さんとも違う、て。 「本当はずっと前から好きだったよ」 と兄ちゃんが教えてくれ、嬉しかった。 「入れるよ?」 ローションと指で丁寧に解してくれた。 ゆっくり挿入が始まる。 途中まで入れて、しばらく動きを止め、胸元や太ももを撫でられて。 うっとりしてるうちに全部入った。 「ああん...っ」 初めての兄ちゃんの感触。 「兄ちゃん、僕でいっぱい感じて。気持ちよくなって」 息をきらしながら見上げた。 「すげー、可愛いよ、春樹」 「兄ちゃん...っ、あっ...あん」 ピストンが激しくなる。 「気持ちいいよ、春樹」 「僕も...っ、兄ちゃん...あっ、あん、あっ...」 正常位から対面座位でキスしながらセックス。 バックから正常位。 「もうダメ、イきそう、イきそう、兄ちゃん...っ」 僕がピストンされながら扱いて射精し、ほぼ同時に兄ちゃんも 「イきそう、春樹、イく!」 と中にドクドク。 兄ちゃんの勃起が脈を打つ。 嬉しくて正常位のまま。兄ちゃんを抱きしめた。 兄ちゃんが頬を撫で、キスしてくれた。 「やっと兄ちゃんを受け入れた。嬉しい」 微笑んだら、兄ちゃんも嬉しそうにおでこを僕のおでこに擦り寄せた。 「好きだよ、春樹」 「僕も大好き、兄ちゃん」 「こら。締めるな」 「ん?」 繋がったままでイチャイチャしてたら、兄ちゃんのちんぽをアナルが勝手に締め付けたらしい。 「...もう1回、いいか?」 「うん」 またキスをし、兄ちゃん、腰動かしてきて。 その晩、計3回、僕が受けでエッチした。 僕が受けになる日が増え始め、夏休みは終わった。

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