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第3話

ナカノさん、て人の家にお邪魔した。 「ごはん作るから待っててね、あ、シャワー浴びてきたら?今のうち」 「シャワー?」 ?て顔で見られ、ああ!と閃いた様子。 「シャワーわからない?」 「わからない(野良だから)」 「こっちにおいで」 あとを着いていくと服を脱ぐよう言われた。 で、ナカノさんがシャワーを... 「み、み、水!?」 「ミミズ?」 「違う!水!水!」 シャワーから水がジャージャー。 猫だからか水が怖い。 「でもシャワーは浴びないと」 と押さえ込まれ ガシガシと頭や体を泡で洗われ ギャーギャー騒いだ。 「大事なとこは自分でね」 「大事な?」 ゼェゼェと息しながら視線を辿ると自分の股間に目がいった。 そうして、ナカノさんはキッチンに戻った。 「人間、てめんどくせー...」 縮こまって座り、股間やらお尻を洗った。

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