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第71話

抱いてみたら、しっかり者なリクは本当に細くて小柄だと痛感した。 3つ子の長男だから、と頑張るリク。 そんなリクが愛しくて堪らず、瞬はリクを抱きしめ、丁寧な腰つきで確かめるようにリクを優しく抱いた。 「ああん!ああっ!」 抉られるような激しくはない優しいピストンにリクは瞬にしがみつく。 「気持ちいい?リク」 「気持ちいい...すごく...」 ピンク色に頬を染め、恍惚とした表情でリクが応えた。 親友、の一戦を越えた2人は互いに射精を終えてもしばらく抱き合っては瞼を閉じたまま、キスを交わし、余韻に浸った。 「...好きだよ、リク」 そっと瞼を開けると、瞬の優しい瞳が見下ろしていた。 「俺も好きだよ、瞬」 迷うことなく、瞬の首に腕を回し引き寄せて、リクは瞬にキスをした。

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