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主人の呼び出し③*

「ふ、ぐぅう…っ…」 悠斗は九条の欲を咥えた。 もう九条に命令されずとも、喉奥まで銜え込み舌を這わせた。 「そう、上手になったな。ご褒美だ」 悠斗の蕾の中のバイブが振動を始めた。 それは悠斗にとって快楽を感じる程度の振動であった。 「んんんっ…ふ、うぅ…っ」 悠斗は快感に腰が揺れる。バイブの振動をもっともっととねだるように。 悠斗の腰が揺れるたびバイブの尻尾も揺れる。 「そんなに尻尾を振って悦んで…いやらしくなったな、滝瀬」 「んんんーっ!…うぐっ…!」 悠斗は否定しようと抗議するが、口内の欲によりその声は掻き消される。 「滝瀬、このまま口でするか後ろに挿れて欲しいか、選べ」 「かはっ…は…ぁ…っ」 九条は悠斗の口内から欲を引き出し、悠斗の顎を掴んで上を向かせた。 「…っ…ほ、しく…ありませ…っん…」 悠斗はバイブの振動に耐えながら答えた。 「口で私を満足させられるか?」 「…しますっ…から…!」 「そうか。それじゃあゲームをしよう。君が私を口でイかせるのが先か、君が私にイかされるのが先か」 「…は…っ!?」 「君が勝ったら、今日は解放してやる。君が負けたら…相応のお仕置きをする」 「そんっな…んぐうぅっ…!」 抗議する暇もなく、悠斗の口に九条の欲が挿入された。 「なに、君は玩具でイくような淫乱じゃないんだろう?」 すでに執拗に玩具で嬲られ熱を持たされていた悠斗にとっては不利な条件であった。 それでも勝てば挿入を免れて解放される。悠斗にとってはこれ以上ない褒美だ。 「んんっ、ん、ん、ん…ッ」 悠斗は懸命に口を動かし九条に奉仕した。 しかし口でイかせた経験のない悠斗は、がむしゃらに出し入れを繰り返すしかなかった。 「んぅううっ…!うぅ…っ!」 九条の手によってバイブが悠斗の蕾に出し入れされる。 振動だけでは届かなかった前立腺を突かれ、さらに振動を強められれば悠斗は堪らず口を離してしまう。 「ふぁっ!あ、あ、ぁぅう…っ!!」 「ほら、そんなことじゃ私を満足させられないぞ?」 そう言いながらもバイブを動かし続け、悠斗に隙を与えない。 悠斗は快感に悶え、口淫する余裕もなく仰向けに転がった。 「ほら、きちんと咥えなさい」 「んんんぐッッ…んんーッ!」 九条の欲が悠斗の顔の上から押し付けられ、口に押し入れられた。 仰向けの悠斗は床のマットと九条の身体に挟まれ逃げ場を失い、上からの圧力に欲から口を離すことすらできなくなってしまった。 九条は悠斗の上に馬乗りになり、身動きの取れない悠斗に口淫をさせながら、その手は悠斗の欲と蕾を責めた。 圧倒的に悠斗に不利な体勢だ。 悠斗の蕾と欲への責めは容赦無く続く。 「んんんん゛ーッッ!!」 欲に固定されていたローターは九条が手に取り、尿道の先端にぐちぐちと擦り付けられた。 悠斗は尿道への直接的な快感に悶え、足をばたつかせるが九条に簡単に掴まれてしまう。 それでもこのゲームに負けまいと射精を我慢し、舌を九条の欲になんとか這わせる。 しかしバイブとローターの執拗な責め苦により下半身の痙攣は抑えられなくなり、欲はパンパンに充血していった。 「イキなさい」 「んんんッッ…!!!」 仕上げに欲の裏筋をローターで駆り立ててやれば、悠斗の華液は勢いよく放たれた。 「気持ちよかったか?」 「…ッ…」 九条は悠斗の身体から下りて悠斗の髪を撫でた。 「主人の質問には答えろ」 「…よく、ない…っ」 悠斗は精一杯強がってみせた。 「へぇ?」 九条は再びローターとバイブの振動を"強"に設定した。 「あぁあっ!あ、あっ、やめっ!…ひぁあ!」 「これのどこが気持ちよくないって?」 「ひゃめっ、…ッ…また、イっ…ッ!!」 ビクンと身体が大きく痙攣し、残っていた華液が飛び散った。 それでも九条は振動のスイッチを止めない。 「これはなんだ?お漏らしか?言ってみなさい。オモチャが気持ちよくて射精しました、って」 「…ッ…ちがっ…ちがうッッ…あ、ぁあっ…も、ゆるひ…っひぁあっっ」 また身体が痙攣し、トロトロの液体が欲の先端に伝った。

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