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会いたい気持ち・・・ (相馬→莉緒)※

翼の携帯の電源があの日から切られている。 何度か、連絡をしたが最初はコールしていたのが今はアナウンスが流れる様になってしまった。 そうなると、送ったメールはきっと見ていないのだろう・・・。 翼自身がそうしたのか・・・それとも・・・ ッチ!!  一瞬過った考えに、苛立ってしまう。 病室から抜け出した莉緒はそのまま隔離病棟に一時移されたが、今日の午後には一般病棟へ戻れると届いた報告書には書かれていた。 手元の報告書をデスクに投げ、PCの画面を立ち上げた 立ち上がった画面を確認するなり相馬は慌てて部屋を出ようとした。 その時、顔色を変えた田中が相馬の部屋にノックもせずに入ってきた。 「そ、相馬様!!」 「・・・何があった!!」 バシッ!! 大きな音と共に、左頬に痛みが走った。 痛みと共に、意識が戻る 「・・・っつ!」 叩かれた頬を思いっきり掴まれ、顔を向けられる。 まだ霞がかった意識のまま、掴まれた先に視線を向けるとそこにはあの男が、馬乗りになって自分の顔を覗き込んでいた。 「!!!!」 「ああ、その瞳。あの頃の君と何も変わって居なくて僕は嬉しいよ。」 頬を叩かれた時に切れたのか、唇の橋から血が出ていたのを、男に舐め取られる。 逃げようと身をよじるも、自分の両手が頭上で拘束されていた。 ガシャン 「ふふ、僕から逃げようなんて無理だよ。」 そう言って、顎を掴まれ深く激しく口腔内を余す事無く蹂躙し始めた。 んん!!! ガリっ 「っつ!! 」 ペッ!!  せめてもの抵抗に男の事を噛んで忌々しく、顔に唾を吐きかけても、男は上からどかなかった 男は、かかった唾を指で救い取りその指を嘗め上げた。 「恭一!! 恭一、どこ!!!」 バシっ 「・・・随分、あの小僧に懐いたようだね・・・・。僕の可愛い莉緒。」 叩かれた頬を舐め上げられる。 逃れようと、身を捩ろうとするも部屋には拘束している鎖の音が耳の奥に大きく響く 「今度は逃がさないよ。 随分、この薬気に入ってたみたいだね。 」 小さな痛みと共に注射器が刺された。 「あっ・・・ああ・・・・。」 「ああ、いつもより少し量が多かったかも知れないね・・・。」 「な・・なんで、須藤さ・・・ん。はぁ・・・ああ・・・」 「なんで? そんなの僕のモノを取り返しに来ただけだよ・・・。ああ、可愛い僕の莉緒」 何か言おうと口を開いた莉緒の口内に自分の舌を滑り込ませる。 口を閉じたくとも力が入らなくなってきた・・・ 身体が熱い 触られている所から熱が上がってくるのが解る んっっつ!! 「ふふ、莉緒は相変わらずココ好きなんですね・・・。ああ、もう色着いて・・・」 わざと掠める様に纏っていた病衣をはぎ取られる あっ・・・ 言いたくないのに、口から洩れそうになる強い刺激を求める言葉 嫌だ嫌だ・・・ 恭一・・・なんで・・・助けに来てくれないの・・・ 恭一・・・恭一・・・ 「ああ、可愛い。僕の莉緒・・・ほら、ここも可愛がって欲しそうに蜜をこぼし始めて・・・」 !!!!!!!!! 嫌だ、嫌なのに・・・身体が勝手に反応する・・・ もう、何度達したのかも分からない位、挿入を繰り返され感覚が無い 揺すられ、深く中に温かなモノが放たれる・・・ 生理現象? それとも、悲しいのか・・・瞳に溜まった涙が頬を伝う。 それを舌で舐めとられる、そのまま唇へと降りてきた舌から少しでも逃れようと顔を背けた瞬間 部屋の隅に横たわっていたモノが動いた気がした。 その視線に気が付いたのか、須藤は動きを止め莉緒の身体を起こし横たわっていたモノが見える様にした。 「!!」 「ああ、莉緒。彼の事わかるのかい? 中が締まったよ。」 嫌だ。嫌だ・・・。 「ああ、ほら口を開けて。唇噛んでは駄目だよ・・・。ホラ、莉緒!! 彼にも見せてあげなよ。」 口に指を入れられ、舌を嬲られ、莉緒の秘孔は浅く深く須増自身に何度も挿入され腰を揺さぶられる度に慣れてしまっている身体は意思とは関係なく歓喜の声を上げてしまう。 何度も出されたモノによって卑猥な水音も部屋の中に響いている 起きないで、ボクを見ないで・・・ 嫌だ・・・ そんな莉緒の願いもむなしく、横たわっていた者が目を覚ました !!! 「おや、お目覚めかな? ほら、莉緒。彼にしっかり見せてあげなよ。」 !!!!!!?? 「・・・やだ!! ああ、み・・・見ないで・・」 一体、オレは何を見せられて・・・ええ?! え? あ、あれ・・・。確か、ウーに病院に・・・ 思い出そうとすると、頭の後ろが痛んだ。 その痛みに、思わず声が出た・・・。 「まだ、動かない方が良いよ・・・。君が、僕の邪魔しようとするから強く思わず殴ってしまったからね・・・。」 莉緒の身体を良い様にしながら、須藤が声を掛けてくる。 「ねぇ、君は莉緒のなんなの? 君みたいな子、莉緒の周りに居たかな?」 激しくなった動きに、莉緒の顔が歪む 「あぁ、や・・・いや・・・みな・・・見ないで・・・」 「お、オイ!!その子、嫌がってるだろ!!」 「ふーん・・・。 君さ、青桐家の若造に可愛がられてるんだって? なら、これくらい慣れてるだろ?」 莉緒の中から抜かれ、莉緒の顔に男のモノが掛けられた。 自分のモノとは違う他人のそれを初めて見た。 そのまま須藤は、莉緒の口に自分のモノを突っ込んで腰を振り始めた 「・・・佐々木翼君だっけ?? 莉緒はさ、こうされるのが好きなんだよ。酷くされて喜ぶ淫乱な子なんだよ。 ほら、見てごらんよ。 僕のを銜えて、嬉しそうにここはしてるだろ?」 「んんん!!!!!!!」 翼に見える様にわざと中からあふれ出ている孔を見せる様に莉緒の足を開いた。 「・・・や、い・・や・・・みな・・ん。」 「ほーら。御口が留守ですよ~。 莉緒、僕はね怒ってるんだよ? 僕が、閉じ込められてる間に、あんな小僧に良い様にされてて・・・。ほら、出すよ。飲んで。」 「おい! 止めろよ!!」 「莉緒!! ほら、飲め」 ん・・・ 莉緒の唇から飲み込み切れなかった分が零れでる 一体、な、何が目の前で起こってるんんだ? あの時「人殺し」と言ってきた子の病室に話を聞きに行こうとした時、カフェテリアのテラスから、あの子を運んでいる男が見えた。 何か引っかかるものを感じたから、思わず後を付けて・・・ 其処からの記憶が、曖昧だ。 それに、後頭部が痛い・・・。 痛みに、触れようと手を動かして初めて、自分の手が拘束されていた事に気が付いた。 「え・・・。」 両手首に莉緒と同じ鎖が付けられていた。 呆然と、自分に付けられている鎖を見つめていると、須藤が翼の背後に声を掛けた。 「ホント、君の御父上も良い趣味をしてる。ねぇ、恭一君。」 「!!」 その声に、後ろを振り向こうとしたがそのまま翼の肩を掴んで恭一は床に押し倒した。 恭一の姿に莉緒の身体は、更に反応を示した。 「・・・妬けるねぇ・・・莉緒。 そんなにこの小僧に許したのか?」 「や・・・やだ!! きょう・・・恭一!!・・・きょういち・・・」 恭一の方に顔を向け、たすけを求める莉緒などまるで見えていないかの様に、恭一は翼の上に覆いかぶさるようにした。 「ちょ!!! やめ!!」 「やだ・・・きょういち・・・やだ・・・」 ッチ! 「煩い!」 莉緒の頬を、須藤が叩くが莉緒は止めなかなった。莉緒の顔は何度も何度も叩かれ、赤く腫れ目は目は霞んできていたがそれでも、止まらなかった。 「やだ・・・やだ・・・恭一、僕意外を触らないで・・・やだよ。やだ・・・」 その様子を見て、嬉しそうに顔を歪める須藤を翼は見てしまった。 こいつ、狂ってる・・・。 怖い・・・。

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