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第52話
ドアを開けると、俺はにっこりデスクに座るお父さんに笑顔を向けました。
そんな俺を見るなり、
「どうした?瑞希。妙に色っぽいな今日は」
「お父さんに抱かれたくて、うずうずして堪らないんです」
切ない表情に切り替え、お父さんにゆっくり迫りました。
「お父さん....」
目を見開いたままのお父さんに顔を近づけ、自分からキス。
お父さんの半開きな唇を舌でこじわけ、お父さんの舌を探すように絡ませます。
我慢ができなくなったらしいお父さんは俺の谷間に釘付けになり、女性ホルモンで大きくなった乳房を揉みしだき、スリットからはみ出た、素足や太ももを撫で回します。
その間も俺はお父さんの首に手を回し、夢中で深いキス。
お父さんに抱えられ、ベッドルームに連れていかれます。
見せつけるように、1枚1枚、ゆっくり服を脱ぎ、セクシーな下着姿になった俺に、お父さんは慌てた様子でワイシャツとスラックスを脱ぎました。
「お父さん...抱いて」
切ない吐息を漏らしながら、ブラの肩紐をズラし、自ら片方のDカップの胸を見せつけました。
「...瑞希!」
案の定、引っかかってくれました。
俺は伊達に3年、ゲイビのモデルでトップクラスのランキングにいた訳じゃありません。
「ああ...欲しいの、お父さん...お父さんが欲しくて堪らないの」
「瑞希...」
興奮気味なお父さんが口付けを交わしたまま、俺のブラのホックを外しました。
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