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第7話

「な、何すんだよ」 いきなり、圭は俺のスウェットの下とボクサーを脱がせ、下半身だけ裸にした。 「は、初めてだけど」 前戯もなく、いきなりアナルにローションを垂らされ、脚を持ち上げられると圭の見た目によらない大きさのイチモツがぶち込まれた。 突然すぎる上に相手は俺よりも幼い顔をした高校生だ。 「後ろの初めてはもう無理だけど...こっちの初めては健さんがもらってください」 失恋を紛らわすかのようにガンガン掘られ、俺はアラレもなく、下半身裸の姿でよがり狂ってしまった。 切羽詰まったような圭の表情と腰付き。 最後の最後まで俺は自分の勃起には触れず、感じまい、と歯を食いしばったが、無駄な抵抗だった。 「ああ...っ!」 圭が俺の中で勃起を一回り大きくしたかと思うと、俺はイき、圭もほぼ同時に俺に種付けを始めた。 まさかまさかの交尾にしばらく俺は繋がられたまま、身動きが取れなかった。 終わると安心したように、俺の隣で圭はすやすやと寝息を立て始め、今に至る。 明日も一応、仕事だと言うのに、なかなか俺は寝つけない。

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