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第21話
夜の9時。
ホテルのドアがノックされるなり、僕はベッドから駆け下り、ドアを開け、愛しい人を招き入れた。
「いらっしゃい、お父さん」
「ただいま、奏斗」
すぐさま、僕は父の首に腕を回し、引き寄せるとキスを交わします。
「...お酒の味がする」
僕が嫌づらすると、父が苦笑しました。
「仕方ないだろう、宴会だったんだから。それより、夕飯はまだなんだろう?宴会で出された料理を詰めて貰ったよ」
父にビニール袋を渡され、折を開けると、お寿司や煮物、唐揚げなどが入っていました。
「冷えてしまって悪いけど」
「ううん!美味しそう!いただきます!」
手を合わせ、僕は父の計らいを喜びました。
宴会の最中も、僕の胃袋の心配までしてくれていたんですから。
「食べ終わったら、セックスして、しばらく待ってから、2人で露天風呂に行こう」
お酒のせいか父が積極的です。
「一緒に露天風呂かあ、嬉しい!」
「みんなが入り終わった頃にしないとな。深夜になれば大丈夫だろう」
僕は父が持ってきてくれた料理をパクパク、美味しく頂きました。
その後は僕。
浴衣姿の僕は父に見せつけるように、帯を取り、両手で浴衣を広げ、裸を見せました。
もちろん、下着なんて身につけてはいません。
お酒で赤い父は、
「色っぽいな...」
そう囁くと僕の項に舌を這わせてきました。
そうしながら、父も帯を取り、浴衣を脱いでいきます。
僕は浴衣の前をはだけたままで、ベッドに仰向けになりました。
直ぐに父が覆い被さり、唇を奪ってきます。
会社の人達はそれぞれ、別の部屋で飲み直していたり、飲みすぎて寝ていたりする中、同じホテルの一室では夢中で愛し合う僕たちがいます。
「お父さん。お父さんのちんぽ食べたいな」
父が微笑み返し、僕たちは浴衣の前をはだけたまま、シックスナイン。
ちんぽを貪り合いました。
アナルをたっぷり舐めて貰い、僕から受け取ったローションで軽く解すと、僕は父を仰向けに寝かせ、騎乗位の体勢で父の勃起を握り、アナルに押し当てました。
「あ、ああ...お父さん」
ゆっくりゆっくり、父の勃起を根元まで沈めた後は暫し、動かずに見つめ合いました。
アナルの中を動かし、父のちんぽの形を確認する作業です。
「や、ヤバい、ヤバいよ、それ、奏斗」
根元まで入れたまま腰をグラインドさせます。
「ああ!気持ちいい!気持ちいい、お父さん!」
父の上で僕は夢中で跳ねます。
そんな僕の腰を父は掴み、下から激しく掘り始めました。
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