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番外編 朱嘴鸛(シュバシコウ)8 side蓮

「おかゆ、食べれるか?すぐに用意するから」 ぎゅっとしがみついて離れない楓を片手で抱えて、レトルトのお粥を温めるための水を、鍋に張る。 「ん…」 それを火にかけるのを、楓はぼんやりと見ていたけど。 「…たべる…」 小さくそう呟いて、突然その場にしゃがみこみ。 俺のジャージと下着を一気に脱がせた。 「えっ、ちょっとっ…!」 「れんくんのおっきいの、たべるぅ…」 慌てる俺に、無邪気な子どもみたいな笑顔を向けて。 まだショボーンと萎えた状態の俺のを、躊躇もなく口に入れる。 「っ…!」 いきなり熱い粘膜に包まれて、思わず声が出そうになった。 「ちょっと待てって…!」 「ん…む…おいし…」 俺の制止も聞かず、楓は夢中で口のなかの俺のを舐めしゃぶる。 無垢な顔で卑猥なことをする、そのアンバランスな光景に、一気にそこへと身体中の血が集まってきて。 俺のペニスは、あっという間にマックス状態に。 「んっ…れんくんの、おっきくなったぁ…」 その小さな口に入りきれないほどのサイズになったそれを、少し苦しそうに咥えながら、それでも楓は幸せそうに微笑んだ。 「ねぇ、きもちいい…?」 「ああ、すげー気持ちいいよ」 素直に頷くと、ますます張り切って俺のペニスをペロペロと舐めまくる。 「あ、こらっ…もういいって…!」 「なんれぇ…?きもちいいれしょぉ…?」 「そう、だけどっ…とりあえず、なんか食べないとっ…」 「れんくんのせーし、たべたいもん」 ペニスの先端をちゅうっと吸いながら、天使の微笑みでそう言ったのと同時に、楓のフェロモンが部屋いっぱいに広がって。 理性なんて、一瞬で吹き飛ぶに決まってた。 「あんっ…」 また俺のを咥えようとしてた楓の腕を掴み、無理やり立たせて、シンクの縁に両手を付かせる。 左手でコンロの火を止めながら、右手で楓の前を探って、もう勃ちあがってふるふる揺れるペニスを握った。 握り込んだそれをゆるゆるとしごきながら、後ろから抱き締めると、楓の方から俺の腰にお尻を擦り付けてくる。 「ねぇ、はやくぅっ…はやく、いれてっ…」 淫靡な光を湛えた瞳で、誘われて。 堪らず、愛液でぐちゅぐちゅに濡れた入り口にペニスを押し込んだ。 「あぁんっ…!」 待ちわびていたように、ぎゅっと粘膜が包み込む。 本能のままに突き上げると、楓はシンクの縁を指先が白くなるほどの力で掴みながら、自ら腰を振って俺を受け止めて。 楓のフェロモンと本能の欲に突き動かされ。 肌と肌がぶつかる音が部屋中に響き渡るほどの力で、ただひたすらに楓の奥を蹂躙した。 「あっ、あっ…いいっ…きもちいいっ…」 「ああっ…俺も、いいっ…」 「はっ…あっ…あっ…ほしっ…れんくんのせーし…おく、ちょおだいっ…」 愛するΩのなかに、自分のものをぶちこみたい 頭んなか、支配するのはそれだけで。 「あ、ぁっ…あっ…いき、そっ…れんくん、はやくぅっ…」 「っ、くっ…出すぞっ…」 「んっ…ほしいっ…おれんなか、いっぱいっ…」 ガクガクと不安定に揺れる身体をしっかりと抱き止め、楓に導かれるままに。 「あ、ぁぁぁっ…イクぅっ…」 「っ…イクッ…」 楓の奥へと、欲を迸らせた。 同時に、握り込んだ楓のペニスからも白い欲が飛び出して、キッチンのフローリングを汚す。 「っ…は、ぁっ…れんくん、もっと…」 乱れた息の下、俺を誘う甘い言葉に、逆らうことなんて出来るはずもなくて。 俺は楓を抱き上げると、ぐちゃぐちゃのキッチンはそのままにベッドルームへと向かった。

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