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SS_初夜5
…………乳首だけでイけそうだな。
右の尖りは吸い上げながら唇で扱き、左は爪で引っ掻くように弾く。その度に漏れる艶声と押し付けるように動く腰に酷く興奮した。
あー、ダメだこれ。めちゃくちゃにしたくなる。
「あ、どうしよ……すど……むり、むりっ……あぅ……」
「イけるならイっていいよ」
それでも羞恥が勝るのか射精を耐えて身体を強張らせる佑真。
仕方ないと空いていた右手をそっと下に忍ばせ、スウェットの上から勃起した佑真のモノに触れた。
「――ぅあっ!?ちょ、やっ」
「立派なの持ってんじゃん。脈打ってるし、我慢すんなよ」
「んっ…、そんな……擦ら………ぅ……ああっ」
肩口に額を押し付けられながら一際強い脈打ちを感じて、右の掌にじんわりと熱が広がった。
どこか放心したような佑真はベッドに沈み、俺は染みの出来たスウェットに下着ごと手を掛ける。
糸を引く精液の白さとドロドロとした粘度が濃さを物語っていた。
これ、舐めたら流石に怒るだろうか。
「…………周藤、舐めるなよ」
「あ、やっぱりダメ?」
「ダメに決まってるだろ」
キッと睨み付けられて俺はサイドボードにあったティッシュへと手を伸ばす。
機嫌損ねたくないしな。舐めるのは今度フェラした時の楽しみにでも取っておくか。
一通り綺麗に拭き終えベッドに放られていたゴムを手にして気付いたことがある。
「…………L」
パッケージに書かれたサイズはL。
今眼下に見える佑真のサイズはS……大きく見積もってもMが妥当なところ。
「佑真、これ俺用に買った?」
「…………まあ」
「よくサイズ分かったな、いつの間に採寸したんだ?」
顔を真っ赤にして言葉を詰まらせた佑真に湧いたイタズラ心。思わず顔に笑みを浮かべた。
「ゆーうま?」
「ま、前泊まった時……朝勃ちしてたから……その」
「見た?」
「み、見てない!……ズボンの上から少し触っただけ…………」
「ふーん、何だ、佑真もやっぱ変態だな」
「うっ…………ご、ごめ――」
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