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「お邪魔しま〜す」 まあ、そんなこんなで田中ン家に来たわけだけど…。 「俺の部屋こっち。来て。あ、誰もいないかな気ぃ使わんでいいよ」 「おけ」 田中の部屋は2階の角にあった。ふーん。綺麗でも汚くもない普通の部屋だな。つか、何気に田中の家初めて来たけど、ウチと近いんだな…。 「そこ座って」 「おー」 「上脱いで」 「え、もうヤんの?」 田中は久しぶりに楽しいことでもあったかのような顔をしながら俺の目をじっと見つめた。 「俺が脱がせてあげよっか?」 「自分で脱ぐ」 コイツサラッとこういうこと言うし、結構モテそうなのになんで彼女いねぇんだろ…。あ、顔が平凡だったわ。 俺は適当に上を脱いで田中と向かい合わせに座る。 「お前の乳首ピンクで綺麗だな」 「キモイわ!さっさとやれ!」 「ごめんて(笑)」 田中の指が俺の乳輪にかするように触れる。何?何?その触り方。くすぐったいんだけど? 「こうやって、ソフトタッチするといいんだって。どう?気持ちイイ?」 「んー…くすぐったいだけ」 「でも乳首たってるけど」 「へんな触り方するからだろ!?」 「まあ、そんなもんだよね。俺も風呂とか寒かったら立つし」 「それは俺もあるわ」 田中は、「それなー」と言いながら今度は乳首を撫で始めた。 「どう?」 「いててて…」 「あ、ごめん」 滑りが無さすぎて痛かったのを見て田中がローションを取り出し始めた。 「ちょ、ズボンに当たんないようにしろよ?」 「あー、じゃあ寝転んで?」 「おけ」 まて、なんか本格的になってきてないか?俺は少しの疑問を残しつつ、床に寝っ転がった。田中が俺の胸にローションを垂らす。 「っ…冷た!」 「じゃあ伸ばしていくよ?」 先程と変わって滑りがよくなり、ヌルヌルとした感触が胸を這う。 「痛くない?」 一瞬ドキッとしてしまった。 だって、男同士なのに、そんな恋人に言うようなセリフ。 「痛く…は無さそうだね」 「うん…」 それから田中は俺の乳首を引っ張ったり、引っ掻いたりしながら、お互いに無言の時間が続いた。 「…田中。そろそろ」 「ん…ああ。悪い!めっちゃ集中してたわ!で、乳首どうだった?感じた?」 「いや…ヌルヌルしてくすぐったいだけで別に気持ちイイとかは無いかな」 田中は残念そうにしていたけど、俺はちょっと安心した。 そんなこんなで田中の乳首弄りは放課後毎日行われたが、もう明日で1週間になる。結局俺の乳首は普通だし、まあ、つまんない結果で終わるだろうなぁ。 と、この時は呑気に思っていた…。

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