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8・9day ※R18
「ごめんね」
自分のベットの上にうつ伏せに横たわる深森さんの耳元に囁いたけど、聞こえてないかな……。
食事中、深森さんの酒の中に催淫剤を入れた。その後、機嫌よく酔ったくらいの印象だったからほんとに効いているのか半信半疑だったけど、すんなり持ち帰ってこれたし、なかなかの効能みたいだ。
時間掛けてもいいけど、とりあえずこうなっちゃった方が認めやすいと思うし……俺も男とするの初めてだからあんまり抵抗されたら上手くできる自信ないしね。
顔を覗き込むと、いい具合の泥酔加減。意識がないわけでもなく、抵抗するわけでもない。機嫌良く笑ってるし、ハイにする成分も入っているのかも……。
「俺のこと好き?」
「うーーん、どうだろ?」
聞くと深森さんは楽しそうにクスクス笑っている。理性がないと子供みたいで可愛いかも。
「そうだよね? まだわかんないよね?」
その顔を触り、キスをしても抵抗しない。歯列を割って深く舌を絡めると少し体を捻ったが、本気で抵抗しているわけじゃない。唇を離すと気持ちよさそうにボーーっとしていた。
(やっぱ全然大丈夫だな……)
男とセックスして勃つか、ここに来るまで半信半疑だったけど、むしろいつもと違うシュチュエーションにいつも以上に興奮していた。
(あーー早く、この唇が俺を好きって言わないかなーー)
もう一回キスをすると深森さんの方から舌を絡めてくる。楽しい……もっともっと俺を欲しいって言って欲しい。
買っておいたローションを開けて深森さんの首元にべったりと塗った。チープな飴のような甘い香りがする。
喉元から胸元、細い腰、性器、内腿にかけてねっとりと塗り広げる。深森さんの白い体にどぎついピンク色の粘膜が広がった。
(いやらしいな……)
塗った手が少しピリピリした。少し痺れる成分が入ってるらしい。深森さんも感じているのか、少しびっくりしたような顔をしている。
「最高に気持ち良くするからね……」
もう勃っている性器にローションを塗りながらしごくとしがみついてくる。
「や……やだ。なんかピリピリする。おかしい……」
(敏感なところだから刺激強いのかな……)
「大丈夫。気持ちいいでしょ?」
(女よりむしろ簡単かも……だって同じ体だし、気持ちいいとこ良くわかる)
ここと、ここ。
触ると案の定、深森さんは悲鳴を上げた。
「……だ、ダメだ! もう……!」
「うん。いいよ。出しちゃって」
首元を噛みながら乳首を潰すように強く押すと、深森さんはビクビクと体を痙攣させて俺の手のひらに精液を出した。
「……!! ……は、はあ……!」
荒い息をしながら、放心している深森さんの頬にキスをして体をひっくり返した。
「深森さん可愛い」
ローションを手のひらに足して後ろに指を入れる。
「や、やだ!」
さすがに抵抗感があるのか身を捩って逃げようとする体を捕まえる。
「大丈夫。ここにすっごい気持ちいいところあるらしいよ」
しばらく押し広げるように指で中を馴染ませていると、びくんと深森さんの体が跳ねた。
「ここだね……」
「や……やだ!」
快楽が過ぎるのか執拗に同じ場所を押すと深森さんはやめてほしいと頭を振って哀願してくる。前もまた固くなっていた。
「もっかい出す顔も見たいけど、せっかくだから一緒にいきたいな」
出ないように根元を押さえながら、中に入れた指を増やしてなるべく圧迫を解くように広げた。
「なるべく痛くないようにしたいから、もうちょっとだけ我慢してね」
「……や、やだ! 出したい!」
(あーー素直で可愛い。これが深森さんの素なのかな? 腰にくる。ちょっともう限界かも……)
「ごめんね。なるべく力抜いてて」
耳元で囁いて自分の物にもローションをたっぷり塗って後ろからゆっくり中に押し入れた。
「い、痛い!!」
深森さんは悲鳴を上げて前に逃げようとした。その腰を捕まえ引き寄せ戻す。さすがに辛いか……俺のもかなりの圧迫で痛い。動くのを止め、萎えてしまった深森さんのものを扱いて射精を促した。背中から首元に噛みつき左手で乳首を触る。
こっちも痛みで冷や汗が出てくる。早くしないと食いちぎられそうだ。しばらくそのまま続けていると徐々に体の力が抜けて圧迫感が緩くなってきた。
少しづつ前後に動き、さっきのいい場所を探ると深森さんの声に変化が出てくる。
「は……! はぁ……!」
白い体がそり返り痙攣して気持ちよさそうな声に変わる。更にそこを狙ってゆっくり動くと嬌声が大きくなった。スッゲー気持ちいい。ローションで先が痺れる感覚と狭い深森さんの中で締め付けれる感覚。前を刺激する度にそこが収縮して搾り取られるみたいだ。
「あ、やだ。離して! も、無理!」
「一緒に行こ」
思いっきり腰を打ち付けて深森さんの中に放つ。気持ち良すぎて目の前がチカチカした。
「あ、ああぁ!」
ビクビクと痙攣すると深森さんもベットの上に思いっきり出した。
(いいもの見つけたなーー)
落ちる体をそのまま抱きしめて最高の気分でベットに沈んだ。
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