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253・254day ※R18

 濡れたまま2人でベットに倒れ込んだ時には、もうお互いに理性のたがが外れていた。  桐生はすぐに後ろから俺の中に入ってきた。  バスルームでずっと慣らしてくれたんだろうが、やっぱり苦しい。限界以上に押し広げられている感覚がする。  俺の体でこんなに興奮しているんだ。  自分の中にみっちりと入り込んでいるような質量がそれを教えてくる。  そのまま動きを止めていたが、暫くするとゆっくりと動き出した。  少しづつ、俺が傷つかないように気遣ってくれているのが解る。  背中から聞こえる桐生の息遣いが生々しい。  俺、桐生とセックスしているんだ……。 「深森さん……痛い?」 「……う……るさい!」 「心配してるのに」 「……苦しい……お前のでいっぱいで」 「あーーもう! どれだけ俺が我慢してると思ってるんですか!」  繋がっている部分に冷たい感触がした。何かクリームを垂らしたんだろう。それを潤滑油にして桐生は徐々に腰を動かし始めた。 「あ……!」  桐生のものがさっきの場所を抉る。 「うわ……!」  ゾクゾクと鳥肌が立つような快感が背中を駆け抜ける。指とは比べ物にならない圧迫感と気持ちよさ。桐生の動きが早くなって、そこばかりを突いてくる。 「……あ、あぁ……も……やだ、気持ちいい……」  枕に縋っても揺さぶられる度に襲ってくる快感が苦しい。 「聞こえる? 深森さんのヤラしい音……」  ぬるっとしたクリームのついた手で俺のものを扱き始めた。  前も後ろも、わざと聞こえるように音を出している。 「……あ、ああ!」  おかしくなる。こんなセックス知らない。  こんな神経を焼かれるような快感があるなんて……!  桐生はもう遠慮していない。後ろから強く腰を打ちつけてくる。  けれど強い快感が優って痛みはもう感じなかった。  強く乳首を強くつままれると体がガクガクと震えて、思い切り射精した。  同時に桐生が自分の中に出したのも感じた。 「……すっごい気持ちいい。もう意地悪しないから、何回でも出していいからね……」

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