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第51話

クチュクチュといやらしい音がバスルームに響き、城崎の舌が俺の耳を舐める。 なんだか耳を犯されている気分だ。 俺のケツはあっさりと城崎の指を2本飲み込んだ。 前広げたから?でも、その後触ってない。 違和感は未だにあるし、今は気持ちよくするんじゃなくて(ほぐ)すのが目的だからか、前立腺には触れてくれない。 「城崎っ…!」 「先輩、力抜いてください…」 「無理っ!ギュッて…なるっ…」 「仕方ないですね。」 「ぁぅっ!」 どうしても力んでしまって、城崎の3本目の指が入らないで止まっていると、俺の力を抜くために城崎のもう片方の手が乳首に移動した。 こんなときにチンコじゃなくて乳首に先に触れられるって、俺男として性感帯の感度順おかしいんじゃねぇの? コリコリと乳首を起き上がらせるように弄られる。 「ここ、俺たちしかいないんで、声出して良いですよ?」 「恥ずっ、恥ずかしいだろっ…」 「気持ちよくて声、上擦ってるんですか?俺しか聞いてないですよ。良いよ、いっぱい声出してください。俺が全部聞いてあげますから。」 「ゃっ!あぅ…、ゃあっ!気持ち…ぃっ!城崎っ、城…崎ィ…」 「深呼吸してリラックスして、先輩。」 「ふ、ふぅ…、あっ、待って、入ってる…!」 ググッと押し入る感覚。 お尻の違和感が増した。 「先輩、目ぇ開けて?」 「やっ……」 「ちゃんと見てください。ほら、もう俺の指4本も飲み込みましたよ?綺麗なピンク色してるでしょ。」 「!!」 恐る恐る目を開けると、鏡に映る俺はだらしなく股を開き、俺の淡い桃色のアナルは城崎の指を咥えてぱくぱくと収縮している。 なにこれ?俺? 俺、こんな……。 「はしたない顔してる先輩、そそります。」 「言わな…ぃでっ!」 淫らな格好で、欲情した瞳で、 俺は全身で城崎を求めてる。 「動かしますよ…。」 「ぁんっ…!はっ、や、やだっ…!城崎っ…!」 「今日は嫌だは聞きません。」 「あっあっ、待って…!」 「待ても出来ないです。」 城崎の指はバラバラに動き、前立腺を擦ったりして俺の中を暴れ回る。 城崎は俺の体を回し、対面座位になってアナルを(ほぐ)した。 俺は艶っぽい声を上げながら、城崎から離れないように必死にしがみついていた。

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