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第103話

城崎の手が俺の胸元に移動して、ビクッと体が震える。 「ねぇ、触っていい?」 「い…ぃけど…っ…、明日もあるから……」 「わかりました、ちょっとだけ。」 爪でクリクリと乳首を弄られる。 しばらく触られてなくて、なかなか出てこない分、城崎は執拗にそこを捏ねた。 唾液をたっぷり絡ませた舌で突かれながら吸われると、味わったことのない快感に襲われる。 「あっ…、城崎っ…!」 「やっぱ可愛いですね…、先輩の乳首…。」 「ひぅっ……!そこばっか…、やだ…っ」 例のごとくツンっと起き上がった俺の乳首は他人よりも敏感だ。 もうセックスで疲れてるのに、否が応でも反応してしまう。 だって、それくらい気持ちいい。 「先輩、俺も勃っちゃいました…。」 城崎は申し訳なさそうな顔をしているが、股間の方は全然申し訳なさそうじゃない。 むしろ主張激しすぎるくらい勃ってる。 若すぎる故なのか…? 「もう無理だぞ。これ以上ヤったら明日に支障出る…。」 「(かぶと)合わせは…?駄目ですか?」 「えっと……」 魅力的すぎる誘惑に戸惑う。 兜合わせなんて絶対に気持ちいい。 しかもあんな大きくて硬くて熱いのが……。 唾をごくりと飲み込んだ。 「…………抜いたら終わりな。」 「……!!」 「一回だけだからな……。」 城崎は嬉しそうにローションを手に取った。 硬くなって天を向いたお互いのモノを合わせ、ローションを垂らす。 この光景だけで、俺はめちゃくちゃ興奮してしまっている。 「はぁっ…、やっばい…。」 「な…にが……っ」 「めちゃくちゃ興奮してます、今。」 城崎の熱の籠った息遣い。 俺も相当余裕なくて、城崎に興奮してることバレてると思う。 こうやって言語化してくるのも、敢えてかもしれない。 城崎の大きな手に包まれて、二つ一緒に扱かれた。 「やっ……!ま、待てっ、やばいっ!」 一緒に扱かれると、擦れてヤバい。 城崎のサイズのデカいのがぎゅうぎゅうと俺のモノに密着する。 熱い。硬い。気持ちいい。 すぐにでも達してしまいそうで、自分で根本をキュッと握る。 「先輩っ…?!」 「城崎……、一緒にイこっ?」 「なっ…?!」 焦燥感に駆られながらそう伝えると、城崎のはもっと大きくなって、そして間も無く一緒に弾けた。

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