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第115話

先端に輪っかを嵌めた吸引器をまた俺の乳首にくっつける。 キュポンっとまた乳首を引っ張られ、俺は体を硬くした。 「ひっ…!?」 「捕まえた。」 「ゃっ、取って…!城崎、これ取って!」 「駄目。」 無理矢理起たされた俺の両乳首には黒い輪っかが嵌っていた。 ジンジンするし、何より吸引されて赤くなった乳輪も、ツンと起って引っ込むことを許されない乳首も恥ずかしい。 外そうと伸ばした俺の手は勿論城崎によって止められた。 「先輩の乳首、捕まえないとすぐに隠れちゃうから…。」 「ふっ……、んっ…ぁ、城崎……っ」 「ん〜……?」 「触ん……なぃで……」 起ち上がった俺の乳首を指の腹でくるくる撫でる意地悪な城崎。 こんなとこで感じるの恥ずかしいのに、俺は興奮してペニスおっ勃てて、コックリングでギチギチと締め上げられる。 どこもかしこも気持ちよくて逃げ場なんてなかった。 「先輩の、()れてて可愛いです。」 「言う…なぁ……っ!」 「キスしたい…。先輩…っ」 振り向くとそのままソファに組み敷かれ、唇を奪われる。 太腿には硬くなった城崎のペニスが下着越しに当たっていた。 「ふっぁ…♡んっ…城崎っ、んんっ」 俺の声は城崎に飲み込まれた。 城崎のキス、気持ちいい。 ドロドロに口内を侵されて酸素不足でぼーっとする。 そんな俺を見てクスクス笑いながら、城崎は乳首を舐めて俺を覚醒させた。 「もっ…、駄目だって…!」 「先輩、痛そう。」 「痛ぇよ…。」 ペニスはコックリングのせいで軽い鬱血(うっけつ)状態。 このコックリング自体、そこまで締め上げるタイプじゃないから血が止まってるわけではないが、明らかに血の巡りは遅くなっている。 射精もできるし既にシたけど、コックリングのせいか萎える様子はない。 「先輩、挿れたい…。」 「いいっ…けど、取って…。頼むから……っ」 「無理ですよ。」 「な…んで……っ?」 「乳首(こっち)は今から弄り回しますし、コックリング(こっち)はパンパンで取れません。」 「意地悪。城崎の意地悪…!」 城崎は俺に跨ったまま、机の上にある箱からカップみたいな形の玩具を取り出した。 これ…もしかしなくても……。 「俺今からキスと下の愛撫(あいぶ)で忙しいので、予定通り乳首はこれにお願いしますね。」 「嫌っ…!城崎!城崎、やめて…」 「先輩の瞳、期待でいっぱいですよ?」 「違っ…、違うから!!」 「今だけは恥ずかしいなんて感情捨ててください。」 「ひぁっ!!」 人肌に温められたローションをたっぷりと胸に垂らされ、両乳房(ちぶさ)にカップを嵌められた。

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