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第131話

城崎が先に湯船に浸かり、俺は城崎の上に座るよう誘導された。 ちょうど尻に城崎の硬いのが当たってそわそわしてしまう。 でも城崎のターゲットはそっちじゃなくて上の方だった。 「先輩、乳首本当エロいです。これ、マジでダメですよ?俺に隠していつもあんなの付けてたの?」 「う………、うん……。」 「しばらく触っちゃダメです。」 城崎の言う"あんなの"とは絆創膏のことだ。 ぷっくり起ち上がったままの桃色の乳首に城崎の指が(かす)る。 「んっ…」 「感度良すぎません…?どんだけ自分で弄ってたんですか。」 「ま、毎日してた…」 ()ねたり抓ったりせず、わざと掠めるくらいにしか触ってくれない城崎の指がもどかしい。 どうせ触れるならもっとちゃんと触って欲しいのに。 ムッとした顔で城崎を見上げると、城崎はさっきとは違って意地悪そうな顔をしていた。 「先輩、ここ弄る時、何をオカズにしてたの?」 「ぁっ…、城崎っ……」 「答えて?」 言いたくないけど、こんなの拷問だ。 乳首をスリスリと弱い刺激で擦られる。 堪んない…。 きっと言わなきゃずっとこの中途半端な刺激が続くんだ。 というか、言わなくても答えなんて一つしかないじゃん。 「城崎っ…」 「ん?」 「城崎にされるの想像して弄ってたぁ…っ」 「ふふ。じゃあ現実にしてあげますね。」 城崎の指が俺の乳首を捏ねるように動きを変えた。 気持ち良くて胸を突き出して強い刺激を求める。 「先輩が言う通りに弄ってあげる。教えて?先輩、俺にどうされるの想像してた?」 「ぁっ…ん…、りょ、両方親指で捏ね…てっ…」 「こう?」 「はっぁ…、ん、時々…抓って……」 「こうですか?」 「ひぁあっ…!!」 キュッと乳首を抓られた瞬間に、俺はビクビクっと身体を震わせドライでイッた。 全身が性感帯みたいに敏感になって、乳首への刺激は勿論、尻に当たる硬いソレや、耳にかかる城崎の吐息でさえ俺を興奮させた。 「他には?」 「ぁっん、な、舐めてっ…」 「じゃあこっち向いてくださいね。」 「あっ、城崎ィ…、ぁ…当たってる…っ」 「うん、先輩も勃ってますね。」 城崎と向かい合うように姿勢を変えられる。 城崎の硬くて天を向いたそれが主張するように俺の腹に当たる。 俺のも完勃ちで城崎のとチャンバラするように擦れ合った。

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