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第166話

ペニスは敏感だから、歯を立てたら感じ過ぎて痛いくらいだって、俺は男だから知ってる。 だから必死に口を(すぼ)めて歯が当たらないように善処するけど、こいつのデカすぎ……。 「んんっ…ぁ、んっ…」 「もうヤッバイ…。先輩、ほんとダメ…」 全然口に入らなくて、一度口を離し、カリや裏筋を舐める。 その間に片手で自分の鞄からネットで買っておいたローションを取り出して手に取る。 ちゃんとこの時用に買っといた、食べられるローションだ。 城崎のちんこにローションを垂らして、もう一度先端を咥える。 届かない竿の部分や陰嚢は手で揉んだ。 ローションと唾液で、グチュグチュエロい音が部屋に響く。 城崎は真っ赤にした顔を手で覆い、俺を凝視して息を荒くしている。 「はっ…、せ、先輩…っ……、ヤバい…」 「…ん、甘……、んん…」 俺の買ったローションはハチミツ味で、超甘かった。 城崎のちんこが甘いみたいで変に錯覚しそう。 わざと音を立てながら城崎のをできるだけ奥まで咥える。 「おぇっ…、ゴホゴホッ…、うっ…」 「先輩、無理しないで…」 「無理じゃないよ…。」 城崎は心配そうに俺の頭を撫でるが、俺はそれを振り払ってもう一度ペニスに手を添えた。 太くて長い城崎のペニスは初心者には早かったのだろうか。 だからと言って他で試すわけにもいかず、俺はもう亀頭を責めることに徹することにした。 ジュルジュル音を立てて舐めると、城崎の表情はわかりやすく(ゆが)んで、耐えているんだと分かった。 「な……、夏月……、気持ちいぃ…?」 「〜〜〜っっ///」 「うわっ!?ちょ…、んぐっ!!」 城崎のカリを舐めながら上目遣いでそう聞くと、城崎は俺の髪を掴んで口にペニスをねじ込んだ。 喉奥まで城崎の太いペニスが出し入れされて、苦しさに涙が出る。 どうしたらいいかわからなくて、城崎の脚をぎゅっと握っても苦しさは無くならなくって、口角から唾液が溢れる。 「先輩っ…、ごめんっ!!イクッ…!!」 喉奥に城崎の先端が押し当てられ、ビュルルっと精液が放たれた。 ズルリ…と俺の口から城崎が出ていき、俺は()せて咳が止まらなかった。 「先輩、ごめんなさい!本当ごめんっ!苦しかったですよね…、ごめんなさい。」 「ゲホゲホッ…、うっ…!」 「調子乗りました。本当にごめんなさい。」 「だい…じょ…ぶ…っ、ゲホゲホッ…」 その辺にあったビニールに少し嘔吐した。 フェラ…というか、イラマチオってこんな苦しいんだ。 でも俺、城崎に気持ちよくなって欲しかっただけで、こんな心配させるつもりなかったのに。 「先輩、水、飲める?」 「あ、ありがと…っ」 「ごめんね。先輩、ごめん…」 「謝んな…。俺が勝手にやったことだろ…?」 水を飲むと少しマシになった。 涙を拭いて、城崎を抱きしめた。

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