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第168話

俺は服を脱ぎ、城崎の上に(またが)る。 目の前には城崎のおっきいちんこ。 城崎の注文は69(シックスナイン)だった。 「綾人さん、もう少し下来て。」 「んゃっ…」 見られてるだけでも逃げたいくらい恥ずかしいのに、城崎はローションをたっぷりつけた指で俺の穴を弄る。 俺もハチミツ味のローションをまた城崎のちんこに垂らし、口に含んだ。 甘いソレをチロチロ舐めると、城崎は気持ちよさそうな声を出した。 前立腺をクリクリ()ねられて声が出そうになるが、俺はフェラをしていて、くぐもった声しか出ない。 エロい水音が俺たちの興奮を高める。 「やっぱり剃ってよかった…。いい眺め…。」 「んぁっ…♡」 気持ちよくて落ちていた俺の腰を城崎は両手で引き寄せて、ジュルジュル音を立てながらアナルを舐めた。 初めてアナルに舌が入る感覚。 気持ち悪い?これは気持ちいい? ムズムズした表現しにくい感覚に集中していると、城崎が一度お尻から顔を離し、ペニスで俺の頬を叩く。 「綾人さん、口がお留守ですよ。」 「あ…、ごめん、夏月…。んっ…」 もう一度城崎のモノを咥えてフェラを再開する。 めちゃくちゃ恥ずかしいことしてるのに、こんな嬉しいのっておかしいかな? 羞恥っていう快感? 「綾人さんのパイパンに顔埋めるの、エグイ…。」 「ひゃんっ、ぁっ、嗅ぐなぁっ…!夏月それやだぁ…っ」 「可愛い。綾人さん、可愛すぎ。」 「ひっ…ぁ、気持ちいい、夏月…っ」 城崎はお尻を嗅いだり、俺の陰嚢を舐めたり、好き放題俺を気持ちよくしてくれる。 喘ぎ声が止まらなくて、俺は城崎のちんこを握って頬擦りするのが精一杯だった。 「69、ヤバいですけど顔見れないのが難点ですね。」 「んん…、夏月…、夏月…」 「綾人さん、もういいですよ。俺も限界だし、綾人さんのココもいっぱい濡れましたから、ね?」 城崎は体勢を立て直し、俺を組み敷いた。 「綾人さん、えっちな顔してる。」 「おまえだって…」 「はい。もう今すぐ挿れたいくらい興奮してます。」 城崎は欲望に塗れたエロい顔で俺を見下ろした。 俺は期待に胸を膨らませる。 「綾人さん、どうしてほしい?」 「乳首…、触って……」 「わかりました。」 城崎は片方は唾液をたくさん絡ませて吸い付き、もう片方はローションたっぷり絡ませた指でクリクリ捏ねた。 ぴょこんっと姿を現した俺の乳首は未だ敏感なままで、爪で弾かれた刺激でビクビクっと身体が跳ねる。 「綾人さんのこと、ぐちゃぐちゃにしたい…。」 「して…、好きにしていいよ、夏月…っ」 もう気持ちよくて何が何だかわからない俺は、城崎に全てを委ねた。

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