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先輩、愛していいですか? 第203話 | 祈の小説 - BL小説・漫画投稿サイトfujossy[フジョッシー]
目次
先輩、愛していいですか?
第203話
作者:
祈
ビューワー設定
203 / 1069
第203話
貪
(
むさぼ
)
るようなキスをして、感情が昂る。 このままベッドインしたい気持ちも山々だが、俺は今夜のためにある秘密兵器を持ってきた。 というか、今日の城崎の様子を見るに、秘密兵器を使わないと俺がついていける気がしない。 「先輩、寝室行きましょう?」 「うん。あの、すぐ向かうからちょっとだけ待ってて…。」 「わかりました。」 気持ち程度に着た浴衣。 城崎の髪はまだ濡れていて
雫
(
しずく
)
が垂れているが、こんな状況で乾かしてこいなんてそんな野暮なことは口にしない。 城崎が寝室へ入ったのを確認し、俺はクローゼットに向かった。 自分の鞄を漁って、奥底の方から秘密兵器を取り出す。 「よし…」 コンビニで買った精力ドリンク。 2本あけて一気に飲み干した。 勃起はするけど今日に限っては持続力が自信ない。 朝までやるかも…って考えたら俺はこれを頼らざるを得ない気がする。 今日疲れるのなんて目に見えてたしな。 「城崎、お待たせ。」 「先輩…」 ベッドに腰掛けると、城崎がうっとりした目で俺を押し倒した。 浴衣姿の城崎、めちゃくちゃイケメンだな…。 しかも髪が濡れててエロさ倍増。 「先輩…、綺麗。」 「…っ、………!」 俺の浴衣の帯を解き、城崎の手が俺の腰骨を撫でる。 まじまじと身体を見つめられるのが恥ずかしくて顔をそらすと、城崎は俺の胸元に顔を埋め、乳首を
喰
(
は
)
んだ。 「……ぁっ、んん…ッ」 城崎の頭を胸に押し付けるように引き寄せると、歯を当てたり強く吸ったりと刺激が強くなる。 俺も城崎を気持ち良くしたくて、足をもぞもぞと動かしある部分に引っ掛けた。 「っ…!先輩…っ?!」 「気持ち…いぃ……?」 「気持ちいいです…けどっ…」 下着越しに硬くなっている城崎のペニスを、足先で
弄
(
いじ
)
る。 引っ掛けたり、擦ったり、足の指で揉んだり、刺激を与えると城崎が気持ち良さそうに顔を歪ませる。 「誰のせいで…っ、そんな足癖悪くなったんですか…っ」 「バァーカ。おまえ以外あるかよ。」 「ぅっ…、先輩、ゆっくりしてあげたいけど、無理。」 「わっ…!」 城崎は俺の脚を開いて、俺の秘部にたっぷりとローションを垂らした。 ゴムを付けた城崎のペニスは、俺が弄ったせいか既にギンギンだ。 あてがわれたそれはゆっくりと俺の中に押し入ってきた。 「ぁ…、く、くるっ!…きてる…っ」 「先輩っ、先輩っ…はぁっ、気持ちいい…?」 「あっ…♡き、もちぃ…っ、城崎、城崎ぃ…」 パチュンッ、パチュンッと激しい音を立てながら、城崎が俺に腰を打ちつける。 城崎の首に手を回して抱きつくと、下から突き上げるような動きに変わって、快感に喉を反らして声を上げた。 「イクッ!城崎、イッちゃう…っ!」 「いいですよ。いっぱい気持ち良くなってくださいね。」 「ああああぁっ……♡♡」 頭が真っ白になって、俺は絶頂に達した。
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祈
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