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第398話
「あっぁあっ♡しろっ、ぁ…あんっ♡♡」
挑発したのは間違いだったのか?
結局寝室まで我慢できず、リビングのソファで組み敷かれて、思いっきり抱かれている。
勿論リビングにゴムなんて置いていないから、生で。
入りきらない城崎の精液が、ぐちゅぐちゅ音を立てながら俺の中から溢れ出す。
「俺のこと挑発した先輩の悪い手、どうする?」
「ど、どうって……?」
「お仕置きですよ。これからは悪いことしないように、覚えさせないと。」
城崎はニィ…っと口角を上げ、俺の手首を掴んで下に持っていく。
何度かイッて、自分の精液でぐちゃぐちゃになった俺のペニスを城崎が少し擦ると、ぷるんっともたげた。
俺の手のひらを俺の亀頭に被せ、くるくると手を動かすように手伝ってくる。
「はっぁ…♡あっ、やぁ…、やだっ…」
「気持ちいいんだ?」
「気持ちぃ…っ、あっ、……やだ、これやだっ…!止めて…、城崎…っ、とめてぇ…」
「俺に挿れられてんのに、オナニー止まらないね?」
城崎に誘導された俺の手は、もう城崎の補助がないのに、自分の意思で自分のペニスに刺激を与える。
左手で根本を支えて、右手の手のひらでくるくる、くるくると城崎に教えてもらった通りに亀頭を擦る。
気持ちいい。気持ちいい……、止まんない。
こんなの恥ずかしすぎて今すぐやめたいのに、城崎は俺の醜態を満足そうに見下ろしながら、後ろを犯す。
「先輩がエロすぎて、俺もまたイキそう…っ」
「やっ…ぁ、今ぁ…だめぇ……っ」
「イクよ…、………ッッ」
「ああぁぁ〜………♡♡」
ビュービュー中に熱い種が放出され、また中から溢れ出す。
頭変になる…。
「城崎ィ…、や…もぉ……」
「何が嫌なの?」
「ごめんなさぃ……、もぉ、悪いこと、しないからぁ…」
恥ずかしすぎて今すぐ殻にこもりたい。
涙ながらに訴えると、城崎は俺の中から抜いてくれた。
涙や涎でぐちゃぐちゃになった俺の顔を撫で、微笑んだ。
やっと終わるんだと、そう思っていたのに。
「ひんっ!!」
城崎はイキッぱなしだった俺のペニスをぱくりと咥えた。
さっきまで亀頭を擦り続け、いつもよりも敏感になった俺のペニス。
無理…っ!
「あ…、アッ……!!」
「はや…。」
咥えた瞬間にイッた俺をみて、城崎はくすくす笑う。
なんか、もう…いっぱいいっぱいなのに…。
「もっと気持ちよくしてあげます。」
「ふ…ぁ、あぁ……♡」
「いっぱい気持ちよくなりましょうね、先輩。」
「やだぁ…、あぁああ………♡♡♡」
城崎の口内で何度も射精し、かくかく腰を揺らす。
気持ちいい…。
「俺を挑発したからこうなるんですよ。」
「……ぁ…あぅ……」
「わかった?」
「ん…ンぁ……♡」
俺の精液がねっとり絡んだ舌をわざとらしく俺の舌に絡め、城崎は何度も何度も俺にキスした。
城崎を必要以上に煽っちゃダメ。
俺は今日をきっかけに、しっかりとその教訓を心に刻んだ。
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