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第436話

えっちして昼寝して、一度起きてこたつでイチャイチャしながらテレビ見て、お昼ご飯食べて、こたつでまたイチャイチャして、一緒にお風呂入って、夜ご飯には年越し蕎麦を食べた。 本当に今日一日ずっと城崎から離れずに過ごして、すごく満たされてる。 こたつでキスしてたら、そういう気分になってしまって、城崎に抱きしめられてベッドに運ばれ、今日何度目かになる情交が始まる。 何度も言うが、俺の彼氏は絶倫なのだ。 「あ…、んぁっ…♡あっぁ、…ゃぁっ♡」 「可愛い。ねぇ先輩、今日何回イッた?」 「やっ…、んンッ♡わかんなぁ…ああっ♡♡」 ベッドに這いつくばる俺の腰を持ち上げて、ゆさゆさと腰を振る城崎。 もう何回イッたかなんて分からない。 ナカだけでイキすぎて、脳みそ溶けそう…。 「もっ…やだぁ……」 「やなの?」 「ひっ…ぁ…!抜かないでぇ…」 「ふっ…、どっちなの?やめたいの?やめたくないの?」 「も…イキたくないぃ〜……」 もう疲れた。 けど、城崎と離れたくなくて、我儘を言う。 そしたら城崎が正常位に体位を変えてくれたから、俺は城崎の腰に足を絡めて引き寄せた。 「エロすぎるんだけど。もっとシていいの?」 「ジッとしてて……。」 「生殺しじゃん。動いちゃダメなの?」 「ダメ…。」 城崎の怒張したモノに吸い付くように中が畝る。 熱い。硬い。 俺で感じてくれてるのが嬉しい。 「城崎……、チューして…?」 「ンッ……、チュ……、チュプ……」 気持ちいい。 城崎のキスは本当に上手くて、幸せな気持ちになる。 気持ち良すぎて、城崎を引き寄せていた手足の力が緩み、それを見た城崎は俺の両腕を掴みベッドに縫い付けて、もっと深いキスをする。 「ふぅ…、んっン♡はっ…ぁ♡♡」 「声、可愛いね…。先輩、腰揺れてるよ?」 「はっ、ンン…♡ふっ…、ぁ♡」 「先輩が動いちゃダメって言ったくせに。ねぇ、俺も動いていい?」 「あっぁ♡あぁっあっあっ、イクっ!ぁ〜…♡♡」 確認しながらも既に城崎は腰を動かしていて、奥をズンズン突かれて俺は呆気なくイッた。 ビクビク身体を震わしながら長い快感に浸る。 「ほんとエロい…。あー、マジでこのまま年越してもいいですか?」 「ぁっん、んっ…♡……い…いよ…っ?…んぁ♡」 「じゃああと30分。先輩、へばっちゃダメですよ?」 30分も耐えられるかな…。 割とすぐにでも眠りに落ちてしまいそうなのに、瞼が閉じそうになると強烈な快感が俺を襲い、無理矢理にでも覚醒させられた。 時間はあっという間で、時計にはもう23:59の表記。 「先輩、今年はたくさん思い出をくださってありがとうございました。」 「ん…、お、俺も…」 「ずっとずっと大好きです。愛してます。」 「んっ、ぁ…ああっ♡♡」 一際大きな快感の波に、また体が大きく跳ねた。 「ハッピーニューイヤー。先輩、今年もよろしくお願いします♡」 ぼやける視界の中で時計を探すと、日は跨ぎ1月1日0時0分になっていた。 年、越しちゃったんだな…。 「しろさき……、今年もよろしくな。」 「はいっ♡」 「来年も、再来年も、この先ずっと一緒にいてくれる…?」 「!!♡はいっ!喜んで!」 ぎゅっと抱きしめると、城崎は俺の5倍くらいの力でぎゅーーーっと俺を抱きしめ返した。

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